国内の災害は痛ましく、ニュースを見ても心が痛む。
身近なだけに他人ごとではない。
日本は四季が素晴らしいが、災害も多いのだと改めて思う。
外国でも、シリアからの難民の移動・出国を巡ってのニュースも
痛ましい。
ことに、ヨーロッパへの入り口になっているハンガリーのニュースが
連日報道されていた。
ハンガリーの厳しい状況を見るにつけ、8年前に訪れた時の楽しかった
時間を思い出した。
ハンガリーが、EUに入ったばかりの頃で、貧しいことは貧しいが、国としてウキウキして
いた時期だったのだ。
通貨はまだ、独自のものを使っていた。
ちょうど9月の今頃、「ドナウの真珠」ブダペストを訪れていた。
ドナウ川、セーチェーニくさり橋、トカイワイン、夜のクルーズ・・・
人々もまだ素朴な雰囲気で、街並みは秋の風情で素晴らしかった。
(そうだ、この時にお隣のチェコにも行った。
プラハでは、カフカの生まれた家など・・・
『海辺のカフカ』を書いた村上春樹氏も、カフカのファンだったそうだ。
私も高校生ぐらいの時に、カフカの『変身』他を読んで、不条理という
観念に大いに魅了された。笑)
そんなことを思い出しながら、
ちょっと悲しい気持ちでニュースを見る。