友人が、「龍子記念館」を訪ねたいと突然言ってきた。
私はすでに何回か行ったことがあるので、「珍しい~どうしたの?」
と、嬉しいながらも尋ねた。
彼女曰く、テレビの美術番組で「川端龍子」特集をしていたのだそうだ。
現在、名作展「ベストセレクション 龍子記念館の逸品」(8/26まで)
★川端龍子:大正、昭和の日本画壇の巨匠(1885年~1966年)は、 馬込文士村の住人の一人。
そのスケールの大きな作品を常時、展示している。
記念館は龍子が、自身の代表作を展示し公開するために、 昭和37年(1962年)に建設した。
建物は龍子自身が設計したもので、タツノオトシゴの形をしている。
現在は大田区立美術館→大人200円(65歳以上は証明書提示で無料)(大田区HPより)
何回か訪れた館だが、ベストセレクションということで、初めての素晴らしい作品に出合えた。
龍子は文化勲章も受賞して有名な画家だ。
足立美術館所蔵の「愛染」の切手も若い頃買った覚えがある。
何となく知っている気分でいたが、
戦争時代を含め大変な時代を生きてきた苦労人なのだ。
スケールの大きな絵には、スカッとした気分になった。
時間により、アトリエと(旧自宅)庭園も見ることができる。この時期は蚊に注意!(笑)