川端龍子は日本画の大家だ。
でも、彼個人については、詳しくは知らなかった。
機会があり、龍子記念館の学芸員による講演を2回聞いた。
これらが、とても面白かったのだ。
一つは「俳句と絵画制作」、
もう一つは「古典と革新」展の鑑賞講座。
~画壇に挑みつづけた男~という副題もついていた。
龍子の義理の弟は、著名な俳人「川端茅舎」である。
最近、俳句に興味を持ったので(笑)
茅舎という名前と、有名な句は何となく知っていた。
今回の講座では、龍子の茅舎への思いや、俳句との関連などが
わかり易く語られていた。
また、今では大家と皆が思っている龍子にも
若き日の苦労や努力があったのかと、改めて知ることができた。
考えるに、才能のある人ほど、より一層苦労も努力もしているのかもしれない。
「挑む」という姿勢を持ちづけること自体が凄いと思う。
野球のイチロー選手の引退会見のニュース見ながら、
凡人の私も「ヨシッ、私も!」と思った(笑)