2月に九州への船旅をしてから、海の風景が気になる。
日本って、海に囲まれていて文化もその影響を受けているのだ。
最近あまりにも「平成から令和へ」関係の話題が多すぎて、
ちょっと食傷気味だった。
でも、平成最後の日になってみるとやはり感慨深い。
海を肌で感じたからか、
「月日貝」という金子みすゞさんの詩が懐かしく思い出された。
大人になって忘れていた感性や気持ちが蘇る。
「月日貝」
西のお空はあかね色、あかいお日さま海のなか。
東のお空真珠いろ、まるい、黄色いお月さま。
日ぐれに落ちたお日さまと、夜明けに沈む
お月さま、逢うたは深い海の底。
ある日漁夫にひろわれた、赤とうす黄の月日貝。
東のお空真珠いろ、まるい、黄色いお月さま。
日ぐれに落ちたお日さまと、夜明けに沈む
お月さま、逢うたは深い海の底。
ある日漁夫にひろわれた、赤とうす黄の月日貝。
★月日貝には、恋人同士が片貝づつ持っていると結ばれるという伝説が
あるそうです。
あるそうです。