風に吹かれたアン

旅歴、40年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、コロナで一時中断。
今年はまた挑戦するぞ~(笑)

「自分史」の怖さ

2020-01-25 20:25:47 | 介護・家族・健康


「自分史」って、かなり魅力的な響きだ。

一般人にとっては、自分の生きて来た年月がまとめられて
「本」になるのは嬉しいことだ。



私の場合は、両親が高齢になったので彼らの子供時代のことなどを
聞いたりして、メモをとり始めた。
本にするほどではないが、何か記録しておいた方がいいかな、という気もちからだった。
 
何回か話を聞いていくうちに、
「果たしてこれらは全部真実なのかな?」と思う部分がある(笑)


80代にもなると、自分が10歳ぐらいの時のことなど「思い込んで記憶している」
かもしれない。
まあ、それはそれで面白いこともあるが・・・
 
そんなに遥か昔のことではなくても、何から何まで記憶していることが幸せかどうかもわからない。

むしろ、忘れ去った方がよい場合もある。。。
特に、父母の子供時代には戦争があり、集団疎開の経験がある。
思い出したくない、話したくないこともたくさんありそうだ。



父親の場合は、家族関係が複雑なのでよけいにつらいかもしれない。
 
私自身の場合でも、嫌なことなどは忘れてしまった方が幸せだと最近感じる(笑)