次の旅行までの期間は、自由な時間を過ごそう。
この一週間は大車輪で動いた(笑)
1 東京国立博物館 「始皇帝と大兵馬俑」
兵馬俑にまた会えるということで、わくわくして訪ねた。
今から15年前、2000年に家族で中国の西安を訪れた。
中国がまだ、日本にも優しい時代だった。
現地の兵馬俑の膨大な数には圧倒された。
西安の城壁の上を、家族で歩いたことを思いだした。
2 江戸東京博物館 「浮世絵から写真へ」
企画展を見た後、1階のビデオシアターを覗いた。
ここで数人の有名版画家の紹介が興味深かった。
特に、その流れの中で「藤牧義夫」のことを知ることができた。
1935年に24歳で失踪。
版画だけが残された。
今また彼の作品に日が当たる。
寄り道の中で、宝石を見つけた気分だ。
3 国立西洋美術館 「黄金伝説展」
現代文明の源をたどるようで面白かった。
ゆっくり見られたので、装飾品の細部まで見ることができた。
今、世界の各地で起こっていることも、
後世の人たちは「歴史」として見たり、知ったりするのだろうか。