栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

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2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

田蓑の鶴

2018-04-19 23:17:44 | お箏

「根曳の松」
【作歌】松本一翁
【作曲・三絃】三つ橋勾当
【箏手付け】大阪-峰崎勾当作曲 京都-八重崎検校
【調弦】低平調子→中空調子→後歌で九1律上、十2律下

[前弾]
 神風や 伊勢の神楽のまねびして 萩にはあらぬ笛竹の
 音も催馬楽に吹き納めばや
[手事]
 難波津の 難波津の 葦原や 昇る朝日の下に棲む
 田蓑の鶴の声々を 箏の調べに聞きなして
[手事]
 軒端に通う春風も 菜蕗や茗荷のめでたさに
 野守が宿の門松は 老いたるままに若緑 世も麗かになりにけり
[手事]
 そもそも春の徳若に 万歳囃す君が代は
 蓬が島もよそならず 秋津洲ちょう国の豊けさ

≪根曳きの松≫
京都のお正月・・・根がついたままの松を飾ってあるのをみたことがあります
枝の中ほどに和紙が巻かれて水引がかけてあってシンプルでステキ!
向かって右に雄松、左に雌松を飾るとか・・・

(田蓑の島ってどの辺りでしょう・・・
 田蓑の鶴・
難波潟 潮満ち来らし雨衣 田蓑の島に鶴鳴き渡る・古今和歌集)

歌詞を読んでヒトヤスミ 花ガラ摘みと水やり

 

紫のパンジー、花言葉「思慮深い」
白のパンジー、花言葉「温順」

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