栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

早春賦

2006-03-30 12:39:42 | おやオヤ親
かじかんだ手でキラ~ンと一枚・浅海の休耕田・無農薬の土筆
小学校3年生のエイコチャンは《漢字博士》でした
【土筆】と書けて【つくし】と読めて‥おまけに
卵とじで食べることも知っていました。
昨日、義母と口ずさみながら土筆をかごいっぱ~い
摘みました。♪春は名のみの~風の‥そうしゅんふ‥です。
『早春賦』 大正時代の新作唱歌だそうです。

一、春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど
    時にあらずと声も立てず 時にあらずと声も立てず

二、氷解け去り葦は角ぐむ さては時ぞと思うあやにく
    今日もきのうも雪の空 今日もきのうも雪の空

三、春と聞かねば知らでありしを 聞けば急かるる胸の思を
    いかにせよとのこの頃か いかにせよとのこの頃か
《漢字博士》のエイコチャンは
早春賦のフが気になって仕方がありませんでした。
大好きな《オ麩》のフ??違うと直感したので
(春になったので麩を食べようと歌ってるはずはないと)
誰にも聞かず大きな辞書を引きました。
あれこれ思い出して‥面白がって‥
夫にわざとらしく尋ねてみました‥「そんな‥考えたこともない‥」
【賦】の意味の一つに
『感ずることをそのままのべあらわすこと』と書いてあったんですよ。

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6 コメント

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そんな歌‥ (のぶ)
2006-03-31 20:12:56
子どもたちは、♪早春賦‥なんて歌、知らない‥と言ってますよ。漢字の筆順もものすごーく不自然で驚きます。漢字博士ではなかったけれど‥このままでいいんでしょうか~・心配です。
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賦とは (葉隠庵居士)
2006-03-31 21:54:59
今を去る五十余年前、高校の漢文で「前赤壁の賦」「後赤壁の賦」というのを習った覚えがあります。賦とは韻を含んだ詩文のことを指します。漢文といえば、先日ある新聞に「帰去来辞」が引用されていました。小学生に英語を教えるよりも国語の力をつけさせるのが先だと、「国家の品格」の著者も言っています。
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つくし (もちだ)
2006-03-31 22:25:42
春には山菜がおいしくて、特に「いたずり」「いたどり」をいためて食べるのが春を感じます。車を運転していて、生えていないかなあと思っていますが、見当たりません。明後日あたり土手を散歩してみようと思います。つくしも炒めて御馳走になります。漢字の件では三国志が出てくるのですね。漢字博士に乾杯。今日は娘の誕生日でした。
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国語の力 (エコマム)
2006-04-01 11:17:47
葉隠庵さん、ありがとうございます。凛とした品格のある‥世界に誇れる日本人は数多くいらっしゃると思うのですが。

曹操に立ち向かう孫権・劉備の姿は詩歌に詠われても壮大な印象でした。
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塩漬け (エコマム)
2006-04-01 12:03:09
もちださん、高知の方からいたどりの塩漬けをいただいたことがありますよ。作り方もメモしてあって美味しくいただきましたが‥ナマのものはアクが強いのでしょうか?私たちも塩漬けみたいな?お付き合いになりましたか?

娘さん‥おいくつになられたのかしら?

みなさまの・ご健康を祈って・乾杯!
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書き取りテスト (エコマム)
2006-04-01 12:43:21
文字の練習の宿題とか‥書き取りテストとか

今も続いてますか?

やっぱり【読み書き算盤】は基本中の基本だと思うようになりました。小さい頃から《食事も一人ぼっち》だなんて想像しただけで悲しくなりますが‥【食育】を考える時代なんですね~
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