今､決めた｡

来年１月２日､
某温泉宿を借りて中学校の同窓会が開かれる

らしい｡

何せ田舎に残った連中が立案してやる訳だから
東京の片隅で毎晩薬飲み飲み､
ひぃひぃ働く独り身には分からないこと｡
けどその辺り近況報告ってな感じで
茶碗板が設けられているのは､ちと気の利いたトコか｡
(なんで茶碗なんだよというのはイイッコナシで｡)

で､その最新報告｡
管理人の息子の学校＝漏れの出身小学校で
日曜なのに授業参観があったんだと｡
なんか同窓生勢ぞろいだったらしく
二十ン年振りに聞くイニシャルの奴もいたみたい｡
んでもって何か皆､ﾁﾗと見る分には幸せそう｡
(残念､こっちは仕事でしたよ､ええ｡)

しかしながら､だ｡
みんないっぱい幸せそうな所に出掛けて
浮きまくった挙げ句に悲しい思いして帰るのは
正直言って嫌だ｡
今の今まで迷っていたけど､決めた｡
同窓会に行くのはよそう｡
仮に12月31日に村山の駅でつば電を降りて
そいつらの内の誰かと顔合わせても
知らんぷりして通り過ぎよう｡
｢同窓会､行かないの？｣と訊かれても
｢ｿﾓｿﾓ金払ってねえし､実家に駅伝見に来ただけだ｣
って､そう伝えて実家に行くことにしよう｡
何も落ち込みに行く必要は､ない｡
正月ぐらいはせめてって､
笑ってすごしたいなら尚更だ｡

またワガママ言ってる､とか
何駄々捏ねてるとか言われても仕方ないけど
割と不幸な中学時代を送った自分には
そういう場所に行くのは辛すぎるんだ｡
せっかく葉書送ってきてくれたのに申し訳ない｡
俺は行かないんで､そのつもりで｡