ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/07/22 「アフター・アース」

2014-07-22 00:00:00 | 日記
アフター・アース(2013年米)

サイファ・レイジ将軍 (ウイル・スミス)
キタイ サイファの息子(ジェイデン・スミス)
ファイア サイファの妻
センシ キタイの姉。アーサに殺された

 地球は壊滅し、人類はノヴァプライムと言う惑星へ移住。
そこにいた異星人がアーサと言う怪物に人類を襲わせた為、
レンジャー部隊という組織が戦う事に。
将軍のサイファは、そんな中でも英雄とされる人物だが、
息子キタイはなかなか正式隊員に昇格出来ないでいた。
ある時、サイファは任務でイフィトス基地へ行く事になり、キタイも同行させる。
宇宙船は小惑星群に突っ込み、惑星に墜落。船体は分裂し、他の乗員は全員死亡。
遭難信号を出す為、100キロ先にある船体後部へ行かねばならないが、
サイファも両足を骨折し、キタイに頼るしかない。
そこは人類を殺す様に進化した生物だらけの惑星、地球だったのだ。
サイファは無線で指示。キタイは、ヒヒの群れや毒のあるヒルに襲われながら移動。
必要な呼吸薬が不足していると判明するが、
キタイは断崖からジャンプ用のスーツで滑空し、時間を短縮。
大きな鷲に捕まり、無線が切れるが、キタイは巣に現れたトラを倒して退散。
寒さに倒れるが、鷲に助けられる。
ついに機体に到着するが、電波状況が悪く、遭難信号が出せない。
キタイは発信機を持って山を登るが、訓練用に連れてきたアーサに襲われる。
何とか撃退したキタイが遭難信号を発信し、サイファ親子は救出される。
帰還したキタイは、部隊ではなく母と働くと告げ、サイファも同意するのだった。

 と言うわけで、ウイル・スミス親子による未来を舞台にしたSF。
ウイルは伝説的な兵士で、息子ジェイデンはなかなか正式採用されない見習い。
言わば落ちこぼれだ。
とある任務でウイルは宇宙船で移動する事になり、
正式隊員でないジェイデンも七光りで同行。
だが隕石群にぶつかり惑星に不時着。他の乗員は全員死亡し、無事なのは親子だけに。
実はここは、人類が住めなくなった地球なのだが、
猿の惑星みたいな真相があったり、放射能で住めないと言う描写があったりはしない。
地球である必然性は0だ。
ウイルは足を骨折しており、救難信号を発信するため、
ジェイデンが100キロ先にある残りの機体の所まで、
危険な野獣のいる森を抜けると言う訳。
言わば、七光りを受けていた息子が窮地に陥って成長すると言う話
(それ以上の要素はない)を、ウイルが七光りで実の息子にやらせた話。
恥の上塗りって感じです。
ところで、本作の監督が何とM・ナイト・シャマラン。
シャマランどこに出てたの?と思ったけど、出てないらしい。
シャマラン作品って、出来不出来はあれど、 いわゆるシャマランらしさが魅力だった。
しかし、エアベンダー以降は魂を売ったのか、ただの便利屋に成り下がったらしい。
コメント
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