ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/04/30 「クィーン」

2014-04-30 00:00:00 | 日記
クィーン(2006年英仏伊)

エリザベス女王 (ヘレン・ミレン)
トニー・ブレア首相 (マイケル・シーン)
シェリー夫人 ブレア首相の妻
エジンバラ公 女王の夫(ジェームズ・クロムウェル)
チャールズ皇太子
エリザベス女王の母

 97年。ブレア氏が選挙に勝利。女王にあいさつに来た10人目の首相となる。
その年、ダイアナ元妃が事故死し、チャールズはジェットで急行。
英国にとどまらず、世界中が弔意を示すが、王室は沈黙を守る。
スペンサー家内輪の葬儀が予定されるが、世論に押されて国葬に決まる。
どのテレビ局もダイアナ特集をし、声明のない王室に批判が集中。
ブレア夫人は王室を時代遅れと言うが、首相は王室をかばう。
首相の擁護にもかかわらず、国民の70%が王室に反発し、廃止論も出てくる。
伝統を守れと夫や母は反対するが、女王は声明を出す事を決意。
ブレア夫人は、首相が君主制の救世主となったと言う。
2か月後。首相は女王と再会。女王はあんなに嫌われているとは思わなかったと言う。
人々は感情を押し殺す女王が求められていると信じていたが、
時代に合わせねばと感じるのだった。

 と言うわけで、ダイアナ元妃が事故死した後の数日間を描いた話。
主人公は今も在任のエリザベス女王。
そんな映画をイギリスで作るだけで驚きです。
元妃ダイアナが事故死し、英国内はもちろん、世界中が衝撃を受ける。
だが王室は声明を発表せず、半旗も掲げない。
これに世間は反発するが、女王の母や夫は王室に無関係と言う姿勢を貫けと言う。
ブレア首相はこまめに女王に連絡し、ついに声明を出す様説得に成功。
ブレアを演ずるのは、フロストニクソンのマイケル・シーン。
かの作品と同様、一見軽そうだけど知的な人物を好演する。
物語的に派手な見せ場がある訳ではないし、結末もわかってんだけど、
終始サスペンス映画のようなハラハラ感で見せます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/29 「アメイジング・スパイダーマン2」

2014-04-29 00:00:00 | 日記
「アメイジング・スパイダーマン2」を見た。(2014年米)

 リブート版スパイダーマンの第2弾。
今回は、旧シリーズで宿敵だったハリーが登場。
ジェイミー・フォックスも悪役で登場。もう1人の敵も出て、合計3人の敵と戦う訳。
グエンとの関係も気になるところだし、何よりスパイダーマン好きだから見ますよ。

ピーター・パーカー スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)
グウェン・ステーシー ピーターの恋人(エマ・ストーン)
グウェンの父 警官。前作で死亡(デニス・リアリー)
メイおばさん ピーターのおば(サリー・フィールド)
リチャード ピーターの父
メアリー ピーターの母
ハリー・オズボーン ハリーの旧友(デイン・デハーン)
ノーマン・オズボーン ハリーの父(クリス・クーパー)
マックス オズコープ社の技術者(ジェイミー・フォックス)
アレクセイ ロシア人犯罪者(ポール・ジアマッティ)

 冒頭は昔のシーン。前作で両親がピーターを置いて家を出た後の話らしい。
ピーターの両親は機上にいて、何やら重要な情報を送信しようとしていた。
そうはさせじと、機内にいた敵が妨害。
激しい格闘の末、覚悟を決めた両親は、機を墜落させるのだった。
後半で、両親が送信した情報を
ピーターが見たりするエピソードがあった気も知るけど、忘れました。

 そして現在。ロシアの犯罪者アレクセイがプルトニウムを盗む事件が発生。
バンを暴走させるが、スパイダーマンがかけつける。
スパイダーマンは次々一味を倒し、
荷台から落ちそうなプルトニウムの瓶をアクロバチックに回収。
そんな戦いの最中に恋人グウェンから電話が。
彼女は卒業式の総代でスピーチするのだが、
卒業証書をもらうタイミングにピーターが間に合わないのではと心配する。
まさか、また事件に関わってるの?なんて聞かれると、はぐらかすピーター。
結局、アレクセイも捕えて、ピーターは卒業式の会場へ急行。
物影で卒業式の衣裳を着るが、スパイダーマンのコスチュームを脱ぎ忘れていて、
その姿を客の老人に見られる。老人役が、毎回必ず出てくる原作者スタン・リーだ。
彼をどこかで見た事あるぞなんて言うが、あっという間にピーターの姿で壇上へ。
卒業証書をもらったピーターは、壇上でグウェンにキス。
メイおばさんやグウェンの家族も公認の仲だが、
ピーターはグウェンの家族に近づくのはためらう。
前作で死んだグウェンの父は、彼女に危険が及ぶから近づくなと言った。
それでピーターは少しだけグウェンを避けたのだが、
結局、再び付き合う事になったのだ。
にも関わらず、やっぱりいけないよと、家族に会うのは躊躇する。
その件は何度も話し合った。私が構わないと言ってるのよ、と言うグウェンだが、
なおも気にしてる様子のピーター。
この煮え切らなさに、ついにグウェンは別れようと言うのだった。

 一方、オズコープ社で働く技術者マックスは、大量の青写真を抱えて歩いていた。
それを落としてしまい、拾いに行ったために、車に引かれそうに。
(と言うシーンがあったのは、アレクセイとの戦いの最中だったかも)
するとスパイダーマンが助け、君は僕の目になってくれ等と話し掛ける。
深い意味はなかったのかも知れないが、立ち去るスパイダーマンに感激するマックス。
オズコープ社のエレベータで一緒になったグウェンと話し、
スパイダーマンの友達なんだと自慢する。
ピーターと別れたばかりのグウェンは複雑な気持ちだ。
マックスは今日は誕生パーティーだとはしゃぐが、実際には誰かが来る予定もない。
上司は何かの装置が壊れたので修理しろと指示。
高圧電線ぽいケーブルをつなぐが、誤って感電して階下へ落下。
なぜか下にあった電気ウナギの水槽に落ちてまた感電。
会社は、マックスが事故死したと判断し、事故自体を葬ろうとする。
だがマックスは生きていた。
彼は体に電気を帯びただけでなく、自身が電気のように電線で移動できる様に。
さらには彼の感情の起伏に合わせて、町中の電気が強くなったり弱くなったり。
制御できずに、街へ出て暴れるマックス。
人々は逃げ惑うが、マックスはその反応に困惑気味だ。
そこへスパイダーマンがかけつけたので、マックスは俺だ俺だと話しかける。
スパイダーマンことピーターも、マックスの事を思い出すが、
マックスが動くと周囲に電撃を放ってしまうので、説得をあきらめて取り押さえる。
この仕打ちに、マックスはスパイダーマンを恨むように。
エレクトロと名乗り、復讐を誓う。

 オズコープ社のCEOノーマン・オズボーンは病に弱っており、
会社の実権を重役に握られていた。
留学していたノーマンの息子ハリーが帰国。幼なじみのピーターに再会する。
長年のブランクにも関わらず打ち解け、ピーターはグウェンの話とかをする。
ハリーは父ノーマンに会うが、彼は遺伝性の難病だと伝えて死ぬ。
(よく見るとノーマン役はクリス・クーパー)
この病気は、ハリーにも受け継がれているのだ。
ノーマンは病を治療すべく多額の研究費を投じたのだが、
前作で博士が怪物化する騒ぎとなった為に、資料は廃棄された。
そんな中ハリーは、スパイダーマン誕生の真相に気付く。
あれはオズコープ社の研究が関係しているに違いない。
彼の血を輸血すれば、病気は治ると確信する。
親友ピーターが、新聞社でカメラマンのバイトをし、
スパイダーマンの写真を撮っている事から、彼に相談。
ピーターはスパイダーマンとしてハリーの部屋に現れ、
君の体に何が起こるかわからないと、協力を断る。
実はこのピーターの心配は的中していて、
ピーターの父親が開発した薬品は、パーカー家の者にしか効果がないようにしていた。
だが、そんな事は知らないハリーは、こちらもスパイダーマンを逆恨みするように。

 自分からグウェンを避けときながら、
やはり忘れられないピーターは、彼女につきまとうように。
グウェンもまんざらでもないようで、友達としてやり直すなんて言い出すが、
結局彼女はロンドンに留学を決めてしまう。
離れたくないピーターは、橋にI LOVE YOUと糸で書いて、
空港に向かうグウェンの所へかけつける。
やっぱり離れられない、ぼくもロンドンに行くと言い出す始末。
ロンドンにも事件はあるはずだ。
この考えにはグウェンも乗り気になるが、そんな矢先に大事件が起きるのだった。

 スパイダーマンの血を得られないハリーは、
オズコープ社の極秘情報にアクセスしようとして、
それを口実に会社を追い出される羽目に。
だが、秘書の女性が、実は研究サンプルの一部が厳重に保管されていると伝える。
それを知ったハリーは、オズコープ社に拘束されていたエレクトロの所へ。
会社を追われたハリーだが、そこの施設へは入れるらしい。
彼を解放し、お互いスパイダーマン憎しと言う事で手を組む。
ハリーはエレクトロを暴れさせてオズコープ社を襲撃。
重役を襲って一度は心停止させるが、電気ショックで蘇生。
厳重に保管されていると言う研究サンプルの所へ案内させる。
それを注射するとハリーは苦しみ出し、重役は退散。

 恩を返したエレクトロは、町を停電させる程の大暴れ。
町は大混乱で、管制塔の指示がない2つの旅客機がぶつかりそう。
スパイダーマンがかけつけエレクトロとビルの屋上にある発電所みたいな場所で対決。
グウェンも手伝い、スパイダーマンが電線をつないで、
エレクトロを爆発させる事に成功。
町の電気は戻り、旅客機はからくも衝突を逃れる。
2機がそれぞれヒラリと回避するが、片方が高度を変えるだけでいい気がする。。。
スパイダーマンらが一安心していると、新たに敵が現れた。
ハリーが怪物化したグリーンゴブリンだ。
彼はオズコープ社が開発した兵器の中から、1人用の空飛ぶボードでかけつけたのだ。
そこにグウェンがいる事から、ハリーはスパイダーマンの正体に気付く。
ピーターだったのか!
お前が協力さえすれば、こんな怪物にはならなかったと言って対決。
屋上の天窓が破れ、グウェンが落下するが、
スパイダーマンが助けて安全な場所に避難させる。
スパイダーマンとグリーンゴブリンは建物の中で戦う。
そこは時計台だったらしく、カリオストロを思わせる歯車の上での対決。
歯車が崩れ、再びグウェンが落下する。
スパイダーマンはグリーンゴブリンを倒し、グウェンを助けるべく糸を放って急行。
だが、なかなか届かない。
そう言えば、マンガのグウェンは死んだらしいんだよねと言う記憶がよぎる。
一番下ギリギリになってようやくグウェンに追いつくが、
その前にグウェンは床にぶつかっていて、既に死んでいた。
悲しいシーンみたいだけど、
個人的には、これで次回作のヒロインはMJだななんて、さめた目で見てしまった。

 ショックのピーターは、グウェンの葬儀を終えても、落ち込んでいた。
もちろんスパイダーマンが犯罪現場にかけつける事もない。
スパイダーマンはどこへ?なんて記事も出るように。
ある時、メイおばさんがベンおじさんの荷物を整理しているのに気付くピーター。
捨てるの?と聞くと、捨てないと言うおばさん。
でも、時々迷いがあると、それをしまう場所を見つけるのよと言う。
それを聞いたピーターは何かを悟り、自らも荷物を整理する事に。
そして押し入れでスパイダーマンの衣裳を見つける。
荷物の一番上にあったけど、おばさんに見つからないの?
一方、刑務所に入れられたハリーは、そこで悪党のボスとなるべく地盤を築いていた。
オズコープ社が開発した装置を利用して、刑務所の悪党たちを暴れさせるのだ。
数多くある装置の中には、旧シリーズに出たドクター・オクの装置も。
自ら志願したと言うアレクセイは、サイ型のスーツを着たライノとして街で暴れる。
ガンダムみたいなスーツだから、怪人とは違う気がするけど。
スーツについた銃器を撃ちまくり、人々が怯える中、
かつてスパイダーマンに優しくされた少年が、
スパイダーマンのコスチュームで立ちはだかる。ほう、いい度胸だと言うアレクセイ 。
だが、そこへ本物のスパイダーマンが現れたのだ。
彼はついに戻ったのだ!
留守の間、すまなかったと少年を退かせ、ライノと対決する所で本作は終わり。
エンドロールの途中でXメンのミスティークとかが出るシーンが挿入される。
次回作でスパイダーマンと戦うのかしらと思ったが、
どうやら会社の枠を越えて、互いに宣伝し合ったと言う事らしい。
スパイダーマン自体の、次回作を連想させるおまけはない。

 と言うわけで、ピーターはスパイダーマンとして活躍の日々。
一度別れかけたグウェンとも復縁。
だがグウェンの背後に彼女の死んだ父が見え隠れし、近づいてはいけない気がする。
それで別れる事にするが、やっぱり離れられないと言う何とも煮え切らない様子。
一方、ピーターの旧友ハリーが帰国し、オズコープ社の後継ぎに就任。
だが彼は不治の病に冒され、治療にはスパイダーマンの血が必要だと考える。
そこでピーター経由で頼むが断られ、スパイダーマンに復讐心を抱く。
さらにオズコープ社の技術者マックスは、
事故で肉体が電気化した怪物エレクトロに変身。
もともとスパイダーマンの熱狂的ファンだった彼だが、
味方してくれないと知り、逆ギレする。
ピーターのプライベートな問題が煮え切らない中、
2人の強敵が現れ、派手な戦いを展開。
ここの交通整理がうまくないのか、中盤すぎまで、何だか盛り上がらない状態が続く。
終盤に意外な展開があるが、
割にすんなり、シリーズを考えると仕方ないよなと言う気にも。
ショックを受けたスパイダーマンがスランプから復活する所まで見せ、
ちょっとだけ熱いものを感じさせられる。
面白くない訳じゃないけど、何か見せ方がうまくないよな。。。
3人目の敵はちょっと出るだけ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/29 「野蛮なやつら/SAVAGES」

2014-04-29 00:00:00 | 日記
「野蛮なやつら/SAVAGES」

チョン (ジョン・カーターの主役)
ベン チョンの相棒(キックアスの主役)
オファーリア 通称O。チョンとベンの共通の恋人
デニス・ケイン 刑事(ジョン・トラボルタ)
エレナ 組織の黒幕(サルマ・ハエック)
ラド 組織の殺し屋(ベニチオ・デルトロ)
アレックス 組織のメンバー
マグダ エレナの娘

 チョンとベンのコンビは麻薬商売で儲けていた。
組織のアレックスと言う男が、一緒に事業にしようと持ちかける拒否。
組織は2人の共通の恋人Oことオファーリアを誘拐。
取引を続ければ、1年後にOは解放すると言い、身代金として1300万ドルを要求。
親しい刑事デニスを脅し、組織の情報を聞き出して襲撃。
組織の黒幕エレナは敵対する組織エル・アズールの仕業と考えるが、
殺し屋ラドは2人を怪しむ。
2人はアレックスが裏切り者との情報をでっちあげ、拷問の上始末させる。
さらにエレナの娘マグダを誘拐。Oとの交換する事に。
エレナは裏切り者がラドだと知るが、ラドは彼女を射殺。
撃ち合いになり、Oがラドを射殺。だが2人も負傷して弱っていた。
。。。と言う結末もあったが、実際はそうはならなかった。
ラドが退散し、現れたデニスがエレナを逮捕。カルテルを壊滅させた時の人となる。
エレナは30年の刑となり、ラドはエル・アズールと組んで組織を作る。
チョンとベンはいったん逮捕されるが姿を消す。
2人の麻薬は伝説となった。彼らは美しき野蛮人なのだ。

 と言うわけで、オリバーストーンによるアクション(?)
主人公は麻薬を売るコンビで、演ずるのはジョンカーターの人とキックアスの人。
彼らには共通の恋人Oがいて、微妙なバランスで付き合っていた。
ある時、組織との取引がこじれ、Oが捕われてしまう。
取引を強要されるが、やられてばかりではいないと、反撃する展開。
正体不明の敵黒幕はサルマ・ハエック。
その手下がデルトロだが、いいように使われるのが不満。
警察にはトラボルタがいて、主人公2人と通じてるてな配置。
面白くなりそうだけど、何かパンチが足らない。
主人公が2人なのに、まったくケンカしない(2人である必然性がない)。
敵黒幕の正体(サルマ)はすぐにばれて、正体不明と言う設定が生かされない。
最後の反撃もそれほど痛快でない。全体的に、あれれ?と言う印象。
ストーンだけに、ちょっとひねったと言う事かも知れないけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/28 「ギャンブル・プレイ」

2014-04-28 00:00:00 | 日記
ギャンブル・プレイ(2002年英仏カナダアイルランド)

ボブ 元泥棒(ニック・ノルティ)
ロジェ 親しい刑事
アン 拾った娘
レミ アンのヒモ
ポーロ ボブと同居
ウラジミール 警備システムの専門家
トニー・エンジェル 画商(レイフ・ファインズ)

 元泥棒のボブはアンと言う娘を助け、家に招くが、同居するポーロが彼女に夢中に。
ボブはカジノから絵画を盗み出す事を計画。
カジノに飾られているのが複製で、本物は保管庫にあると承知していて、
両方を盗んで混乱させる考えだ。
作戦のため麻薬を絶つが、親しい刑事ロジェは、ボブが何かを計画していると警戒。
ボブはポーロら仲間を集めて計画を進める。
アンはヒモだったレミと続いていて、麻薬と引き換えに計画を知らせる。
レミの仲間サイードが刑事に報告していたため、ポーロはサイードを殺害。
ボブはポーロをメンバーから外し、代わりにアンが手伝う事に。
ボブはアンと共にカジノへ乗り込み、勝ち続ける。
一味は地下から保管庫を狙うが、バルブが折れてガス爆発を起こして退散。
ボブは最後まで勝ち続けて小切手をもらって退散。
ロジェは保管庫襲撃をボブの仕業と考えるが、
小切手の金があれば、逮捕されても平気だとうそぶくのだった。

 と言うわけで、ニック・ノルティによるサスペンス(?)
彼は過去に泥棒をした人物で、警察にマークされているが、
今は麻薬とギャンブルに身を崩していた。
だが大仕事を決意し、麻薬を抜いて臨むと言う訳。
カジノの絵画をいただく計画で、最初はオーシャンズ11風だが、
仲間にした娘から情報が漏れたりして、いつの間にか3グループに分裂。
ノルティと娘のコンビが成功する展開は面白いが、
痛快と言う程、計画がうまくいった印象もない。娘はちょっと魅力的。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/27 「ヒッチコック」

2014-04-27 00:00:00 | 日記
「ヒッチコック」

ヒッチコック 映画監督(アンソニー・ホプキンス)
アルマ 妻(ヘレン・ミレン)
アンソニー・パーキンス 俳優
ジャネット・リー 女優(スカーレット・ヨハンソン)
ヴェラ・マイルズ 女優(ジェシカ・ビール)
ペギー 秘書
ウイット アルマに協力を求める
ステファノ 脚本家(ラルフ・マッチオ)
倫理委員会の男 (カートウッド・スミス)
エド・ゲイン 映画のモデルになった殺人犯

 ヒッチコック監督の「北北西に進路をとれ」は好評だが、
記者からは60歳でもう引退ではとの指摘も出る。
意表をつく映画を作りたいと、殺人鬼エド・ゲインをモデルにした小説サイコに注目。
これには映画会社も妻アルマも否定的で、安上がりなホラーになるだけと言われる。
それでもアルマと相談し、主演女優を序盤で殺して観客を驚かせる事を思いつく。
国中の本屋からサイコの小説を回収し、結末を秘密にする。
会社は金を出さないため、自分でお金を調達し、会社は配給のみする事に。
主演男優はアンソニー・パーキンス、主演女優はジャネット・リーが選ばれる。
妹役は、会社との契約が残っていたヴェラ・マイルズに。
彼女はかつて「めまい」のヒロイン候補だったが、
妊娠が原因で降板し、ヒッチコックは裏切られたと感じていた経緯があった。
撮影が開始するが、ヒッチコックが倒れ、スタッフは混乱。
映画会社は代理の監督を提案するが、アルマが拒否する。
復帰したヒッチコックは、アルマがウイットの企画に協力している事に嫉妬。
アルマを怒らせるが、ヒッチコックは彼女なしでは映画を作れないと悟る。
ウイットの仕事が終わりアルマが復帰。
倫理委員会はシャワーシーンを問題視するが、何とか公開を認めさせる。
公開されると作品は好評で、ヒッチコック最大のヒットとなる。
すぐに次の作品「鳥」をひらめくが、サイコを超えるヒット作は出なかった。

 と言うわけで、サスペンスの巨匠と言われたヒッチコック自身を映画化。
アンソニー・ホプキンスが特殊メイクでヒッチに扮するなんて、
グロテスクな企画だと思ったが。。。
北北西に進路をとれが成功したヒッチだが、酷評もあり、引退もささやかれる。
ならば世間を見返してやろうと、アンネの日記や007の企画を断り、
安っぽく思えるホラー小説サイコに目をつけ、ヒッチならではの作品にすると宣言。
映画会社が殺人鬼の話に消極的だったり、
女優(特にベラ・マイルズ)と確執があったり、
シャワーシーンに倫理委員会が難色を示したり。
実はヒッチ映画のかなりの部分を妻アルマが握っているのだが、
ヒッチはそのアルマの浮気を疑ったりもする。
サスペンス映画のテキストと言うべきヒッチ映画の裏側が見られるのは面白いが、
30分のドキュメンタリーで十分と言う感も。
ところで、マッチオがちょい役で出ていたので驚いた。言われないとわからない感じ。
ヒッチ自身をこっそり出すと言う発想はなかったのかな?(案外やってたりして)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/26 「NYPD15分署」

2014-04-26 00:00:00 | 日記
「NYPD15分署」

チェン警部補 (チョウ・ユンファ)
ダニー・ウォルス 新米刑事(マーク・ウォールバーグ)
ヘンリー 組織トンの幹部
ベニー爺 組織トンのリーダー
ボビー 福建ドラゴンのリーダー
ジャック ボビーの手下
ピート FBI
ダニーの父 元刑事(ブライアン・コックス)

 チャイナタウンでは、福建ドラゴンのボビーが、
敵対するトンを襲撃する事件が多発する。
アジア犯罪対策本部のチェン警部補の下に、新米のダニーが赴任。
正義感の強いダニーだが、チェンはこの町を変えようと思うなと忠告する。
ダニーはトンの麻薬取引現場を押さえるが、FBIが潜入捜査していたと判明。
証拠不十分として全員が釈放される。
ダニーの父は借金に苦しんでいたが、トンのヘンリーの世話を受ける事に。
見返りに、ドラゴンとの抗争で味方しろと言うのだ。
一味との撃ち合いで潜入捜査官は死に、
チェンは危険な目に遭うが、ダニーに助けられる。
だが、チェンはダニーがヘンリーと通じていたと気付き、
ダニーもチェンがヘンリーに潜入捜査官の情報を流したと知る。
ボビーはトンを襲撃し、リーダーのベニー爺は自殺。
ボビーの部下ジャックを脅したチェンは、
ベニー爺襲撃を指示したのがヘンリーだとつかむ。
港で張り込むチェンは、ダニーが内務調査官だと知った事を告げる。
ダニーはあんたになら殺されてもいいと言うが、ボビー一味が現れ撃ち合いに。
ボビーを倒すが、チェンが撃たれて死ぬ。
ダニーはチェンが組織と通じていた事は報告せず、録音を証拠にヘンリーを逮捕。
チェンは殉職として、警察葬を受ける。

 と言うわけで、チョウ・ユンファとマーク・ウォールバーグの刑事コンビもの。
ユンファはアジア系の地区(チャイナタウンとか)を担当する刑事で、
そこに新米マークが赴任。
白人は舐められるぜなんて言いながら、ユンファは結構マークの面倒を見る。
だが、アジア系の地区には流儀があって、
ユンファは組織の男と普通に会話を交わしてマークを紹介。
組織の男はマークを抱き込み、他の組織との抗争に利用するが、
マークはユンファも組織と通じていたと知ると言う訳。
ユンファが組織と通じている事は、
観客は早い段階から知っているから、別にショッキングでもない。
組織と親しくするのはいいが、情報を流すのはダメとか、最終目的は逮捕とか、
そのあたりの2人それぞれの価値観の違いがなかなかつかめず。
さらに内務調査官はNGなんて問題も加わって、
お二人さん結局どうしたいのよと聞きたくなる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/25 「西部戦線異状なし」

2014-04-25 00:00:00 | 日記
「西部戦線異状なし」

ポール 新兵
カット 食料調達屋。面倒見の良い先輩
ヒンメルストース 軍曹。故郷では郵便配達人
ベーム 戦場へ行くのをためらう
ケンメリッヒ 足を負傷
ムラー ブーツをもらう
アルバート 病院で同室

 教師は学生たちに、祖国のために死ねるのは本望と、戦場行きを勧める。
ポールら学生が盛り上がる中、ベームはためらうが、結局戦場へ行く事に。
教官は顔見知りの郵便配達人ヒンメルストースで、
新兵たちは安心するが、過去は忘れろとしごかれる。
やがて戦場へ。鉄条網を張る任務に就くが、敵の攻撃でベームが死ぬ。
敵の砲撃が続き、負傷したケンメリッヒは、軍医の手が回らず死ぬ。
ムラーはその新品のブーツをもらって喜ぶが、やはりやられて死ぬ。
ヒンメルストースも前線に配属されるが、かつての鬼軍曹も実戦には怯える。
ポールは激しい撃ち合いで窪地から出られなくなり、
共に過ごす事となる敵兵を殺した事を悔やむ。
ポスターに描かれた女性に惹かれるポールらは、
村の娘たちと知り合い、ひとときを共に過ごす。
負傷したポールは入院し、見捨てられるかと怯えるが、何とか無事退院。
同じく入院したアルバートは、足を切断される。
休暇を得たポールは故郷へ。
故郷に留まる大人たちは、ポールを歓迎しながら、戦略をめぐって激論をかわす。
学校では、相変わらず教師が学生に戦場へ行けと勧める。
一言求められたポールは、戦場へ行くのは死にに行く事だと語り、
学生たちに腰抜けと批判される。
故郷に居場所がないと感じたポールは、休暇を切り上げて戦場に戻る。
先輩カットとの再会に喜ぶが、敵の攻撃で彼は負傷。
軽い傷かに思えたが、テントに担ぎ込んだ時死んでおり、ポールはショックを受ける。
しばらくして、戦闘もない静かな日。
壕に潜むポールは、ふと見つけたチョウに手を伸ばし、敵兵に狙撃されて死ぬ。

 と言うわけで、第一次大戦のドイツ兵を描いた話。
最初は登場人物の区別がつかなかったが、途中でポールと言う若者が主人公とわかる。
ポールらは学生で、教師に勧められて戦場へ行く事に。
躊躇する同級生もいたが、行かないといけない雰囲気になったのだ。
このあたりで、既に反戦の主張が見え隠れ。
最初はキャンプにでも行く気分だった新兵たちだが、
やがて戦場が過酷である事を知る。
仲間が次々死ぬシーンももちろんだが、
一番痛烈なのは、ポールが休暇で故郷に戻るシーン。
故郷に留まってる父の世代は、酒場で飲みながら、
パリへ進撃すべきだ等と勝手な激論をかわす。
学校を訪ねると、かつて戦場行きを勧めた教師がまだいて、
同じように学生に話している。
ポールが戦場は過酷だと話すと、教師も学生も意味がわからない様子で、
最後には腰抜けと言われてしまう。
その場で実際に戦場を渡り歩いたのはポールだけなのに、この言われようだ。
やがて故郷に居場所がないと気付き、休暇を切り上げて戦場に戻る。
喉元過ぎると熱さ忘れると言うけれど、
この故郷の人々みたいな連中が増えないといいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/24 「オーメン」(2006年米)

2014-04-24 00:00:00 | 日記
オーメン(2006年米)

ロバート・ソーン 駐英大使(リーヴ・シュレイバー)
ケイト ロバートの妻(ボーンシリーズのニッキー)
ダミアン ロバートの息子
キース・ジェニングス カメラマン(ハリー・ポッターのリーマス)
ベイロック 乳母(ミア・ファロー)
ブーゲンハーベン (マイケル・ガンボン)
ブレナン神父
スピレット神父

 イタリアの米大使館に勤めるロバートは、妻ケイトが死産したと知る。
スピレット神父はケイトには二度と赤ん坊が産めないと伝え、
同時刻に産まれたが、母親が死んだ赤ん坊を引き取るよう勧める。
ロバート夫婦は赤ん坊をダミアンと名付け、自分の子供の様に可愛がる。
やがて駐英大使が事故死したため、ロバートが代役に。
2年後。誕生パーティの最中に、乳母がダミアンの為だと叫んで首吊り自殺する。
代わりに、新しい乳母ベイロックが世話する事に。
教会を嫌がり、動物園では動物が暴れ出すため、ケイトはダミアンを気味悪がる。
ブレナン神父は、ダミアンを危険だと警告。
ブーゲンハーベンが殺し方を知っていると言われ、ロバートは取り合わないが、
落雷で折れた避雷針が刺さり、ブレナンは死ぬ。

 産めないはずのケイトが妊娠するが、ダミアンがぶつかり、階下に落ちて流産。
ブレナンの死を調べていたカメラマンのキースは、
ダミアンが6月6日の6時に産まれた事に意味があると言う。
キースの写真には、ブレナンと同様に謎の線が写っており、身の危険を感じたのだ。
ロバートらはローマの病院が火事で焼けたと知る。
大火傷を負ったスピレット神父に会い、母親の居場所を聞き出す。
母親の墓にはジャッカルの骨が。そして隣には赤ん坊の骨があった。
予言にある悪魔の子ダミアンを育てさせるため、取り巻きが赤ん坊を殺したのだ。
入院したケイトを見舞うベイロックは、血液に空気を注射して殺害。
妻の死を知ったロバートは、地下遺跡メギドにいるブーゲンハーベンに会う。
彼は短剣を渡し、教会で刺せと言う。
ダミアンが獣である証拠は、頭髪に隠された6の印だと言う。
そしてベイロックは地獄の使者なのだ。
ロバートが弱気になると、キースが短剣を持って飛び出すが、
落ちてきたハシゴで頭を切り落とされる。
意を決したロバートは、帰宅するとダミアンの頭を調べ、6の印を見つける。
襲ってきたベイロックを車で跳ねとばし、ダミアンを連れて教会へ急行。
短剣を振り上げるが、パパと言われて一瞬躊躇し、かけつけた警官に射殺される。
両親を失ったダミアンは、大統領の養子となるのだった。

 と言うわけで、ご存じオーメンのリメイク。
駐英大使になったソーン氏は、
妻が死産した為、同日に母親が死んだ赤ん坊を息子ダミアンとして育てる事に。
妻はその事を知らないはずだが、周囲の異変に気付く。
ダミアンの邪魔になった者は不可解な死を遂げ、ついには妻も変死。
ダミアンの正体を知ったソーン氏は。。。と言う訳。
旧作とほぼ同じです。犠牲者の死に方まで同じ。
「そのシーン」は旧作では作り物ぽかったけど、本作では結構リアルで逆に怖くない。
作り物ぽい方が効果的な事もあるって事です。
ミア・ファローが不気味な感じで、殺される奥さんは可愛そう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/23 「スティッチ!ザ・ムービー」

2014-04-23 00:00:00 | 日記
スティッチ!ザ・ムービー(2003年米)

リロ ハワイの少女
ナニ リロの姉
スティッチ 試作品626号
バブルス 福祉局。元CIA(MIシリーズの黒人)
デビッド ナニの恋人
ジャンバ・ジュキーバ博士 試作品を作った
プリークリー 博士の相棒。地球の専門家
銀河連邦議長
ガントゥ 議長の部下だった

試作品221号 スパンキーと名付ける
ハムスター・ヴィール博士 博士のかつての仲間

 ヴィール博士は、議長の部下をクビになったガントゥに仕事を依頼。
他の試作品を回収するのが目的で、ジュキーバ博士が捕われる。
難を逃れたプリークリーによると、
大量の試作品がカプセル化されており、ヴィールは気付いていないのだ。
リロは、博士を助けようと電気を操る221号を蘇生。スパンキーと名付ける。
ヴィールは、博士と交換に他の試作品を要求。
スティッチは試作品たちを仲間と感じて渡さず、奪い合いに。
ヴィールが装置を奪って逃げるが、カプセルは地上に散乱。
リロが捕われるが、スティッチが救出。
ヴィールは逮捕され、スパンキーは灯台を輝かせる仕事を得る。
議長はリロたちにカプセル回収の任務を与えるが、既に各地でモンスター化していた。

 と言うわけで、リロとスティッチのコンビによるアニメ。
TVシリーズのプロローグらしい。
博士はスティッチ同様の試作品を大量に持っていて、かつての仲間が奪いにくる。
スティッチが626号なので、同様のモンスターが他に625種いると言う訳。
鉄人みたいに、番号が若い程出来が悪い訳でもなさそう。
最後にこれが各地にばらまかれ、TVシリーズで回収していくお膳立てとなる。
今回登場した電気のモンスターは、グレムリンにも似たようなやつがいたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/22 「リロ&スティッチ」

2014-04-22 00:00:00 | 日記
「リロ&スティッチ」

リロ ハワイの少女
ナニ リロの姉
スティッチ 試作品626号
バブルス 福祉局。元CIA(MIシリーズの黒人)
デビッド ナニの恋人(ジェイソン・スコット・リー)
ジュキーバ博士 試作品を作った
プリークリー 博士の相棒。地球の専門家
銀河連邦議長
ガントゥ大尉 その部下

 ジュキーバ博士が違法な遺伝子実験で生み出した生命体、試作品626号は、
銀河連邦から追放される事に。
無人の小惑星へ送り出されるが、途中で暴れて、地球のハワイに到達。
人間への手出しは禁じられており、博士に回収が命じられる。
ちょっと変わった少女リロは、なかなか友達が出来ないでいた。
両親が死に、姉ナニが育てるが、福祉局バブルスは姉妹を引き離そうとする。
ペットが欲しいリロは、626号を犬と誤解し、飼う事に。スティッチと名付ける。
スティッチが騒ぎを起こした為にナニは店をクビに。
家も荒らしまくるが、家族はいつも一緒と言うリロの言葉に何かを感じる。
議長の部下ガントウは、スティッチと間違えてリロを連れ去る。
一方博士はスティッチを捕まえるが、
家族はいつも一緒と言う言葉に共感して、共にリロを探す事に。
スティッチはガントウの宇宙船に飛びついてリロを救出。
議長は、リロの追放先を地球に変更。博士らも含めて共に楽しく過ごす事を許す。

 と言うわけで、ディズニーによる人気キャラクターの初登場作品。
エイリアンが破壊目的に作った違法なモンスター試作品626号。
追放処分を受けるが、暴れ出して地球(のハワイ)に到達する。
ちょっと変わり者の少女リロは、
それを犬だと言い出し、スティッチと名付けて飼う事に。
リロは姉と二人暮しだが、福祉局に引き離されようとしていた。
そこでスティッチが暴れたり、追っ手が来て騒ぎになったりで、
状況が悪くなると言う訳。
もともと悪い目的で作られた存在が、
一緒にいる人間に影響され、優しい心を持つようになる話はよく聞くね。
ショートサーキットとか、ターミネーター2とか。
本作では、すごく優しくなった訳ではない歯がゆさが面白い。
ただし博士までいい人になるのは違和感あり。何の目的でモンスター作ったんだっけ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/21 「トレジャー・プラネット」

2014-04-21 00:00:00 | 日記
トレジャー・プラネット(2002年米)

ジム・ホーキンス 少年(ジョセフ・ゴードン・レヴィット)
ドップラー博士 サラの友人。天文学者
船長 (エマ・トンプソン)
シルバー コック。実は海賊

サラ ジムの母
アロー 一等航海士
モーフ 何にでも化けられる生物
ベン ロボット(マーティン・ショート)
ビリー・ボーンズ 地図を渡した男(パトリック・マクグーハン)

 フリント船長が財宝をトレジャープラネットに隠した
と言う話が大好きだったジム少年は、成長して問題ばかり起こすように。
ある時、遭難した船に乗っていたビリー・ボーンズと言う男は、
サイボーグに奪われるなと言って、ジムに玉を渡して死ぬ。
追っ手に母の店が焼かれるが、玉がトレジャープラネットの地図だと気付いたジムは、
母の友人ドップラー博士と宝探しの旅に出る事に。
船をチャーターするが、ジムはコックのシルバーの助手としてこき使われる。
それでもジムはシルバーに心を許すようになるが、
彼らが海賊だと気付き、地図を奪って退散。
捕まるが、海賊たちには地図の開き方がわからず、ジムが案内する事に。
地図が示す場所にあった装置は、宇宙各地へ通じるゲートを開き、
さらに惑星内部に膨大な財宝があるとわかる。
だが、センサーが反応して惑星は崩壊し始め、海賊たちが巻き込まれる。
ジムも危険になるが、財宝を諦めたシルバーに助けられる。
一同はゲートを通過して無事帰還。シルバーは母の店の再建にと金貨を残して退散。
船長は博士と結婚。船長の推薦でジムは宇宙アカデミーへ。
ジムは、どこかでシルバーが見守っている気がするのだった。

 と言うわけで、宇宙を舞台に宝島の話を描くディズニーアニメ。
アトランティスと混ざって、もう見たものだと思ってました。
トレジャープラネット(要は宝島)を信じるジムは、
その地図を得て、博士と共に探す旅に出る。
博士が船を借りるが、ジムは船員としてこき使われる羽目に。
さらに親しくなった船員が、実は地図を狙う海賊だったと知る。
原作がどんなだったかあまり記憶にないんだけど、
・海賊はそれほど悪い人ではない
・宝はもちろん見つかる
。。と言うあたりは、たぶん原作のままで、予想通りの展開。
船長を女の人にして、博士とひっつけるあたりは、ディズニーとしてのお約束か。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/20 「ムーラン2」

2014-04-20 00:00:00 | 日記
ムーラン2(2004年米)

ムーラン 国を守った英雄
シャン将軍 ムーランと婚約
ムーシュ ムーランの守り神
ヤオ 将軍の部下
リン 将軍の部下
チェンポー 将軍の部下
メイ 皇女(ルーシー・リュー)
ティンティン 皇女(サンドラ・オー)
スー 皇女
皇帝 (パット・モリタ)
ムーランの父(スーン・テック・オー)
ご先祖様 (ジョージ・タケイ)

 国を救ったムーランは、シャン将軍の求婚を受ける。
だが、ムーランが結婚すればクビになると知った守り神ムーシュは、
結婚を邪魔しようとする。
モンゴルの侵攻に苦慮する皇帝は、
隣国との同盟のため、3人の皇女を政略結婚に出す事に。
護衛につくムーランは、愛のない結婚に否定的。
任務を優先するべきと言うシャンは、ムーランと対立する。
見かねたムーシュは、2人がケンカするよう、そそのかしたと白状。
山賊に襲われ、何とか逃れるが、シャンが橋から落ちてしまう。
シャンの死はムダにしないと、ムーランは自らが隣国の王子と結婚する事を決断。
だが、生きていたシャンが儀式にかけつけ、
縁結びの龍に扮したムーシュが、2人を結婚させる。
さらに皇女たちも、惹かれ合った兵士たちと結婚。
ムーランとシャンは、両家の先祖を一緒にまつる事に決めたため、
ムーシュは守り神に留まる事となる。

 と言うわけで、中国を舞台にしたディズニーアニメの続編。
前作は、記憶の中でポカホンタスと混ざってます。
国を救ったムーランは、シャン将軍と結婚する事に。
そうなると守り神のムーシュはお役御免になるため、何とか結婚を妨害しようとする。
モンゴルの侵攻に対抗するため、皇帝は娘を隣国に政略結婚させる事になるが、
護衛のムーランとシャンは、ムーシュの妨害もあって対立すると言う訳。
前作では戦いに参加しつつ、最後に急に将軍とひっつく強引さが気になったが、
本作ではいかにもディズニーらしい展開。個人的には、これでいいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/19 「地獄のヒーロー2 復讐のブラドック」

2014-04-19 00:00:00 | 日記
地獄のヒーロー2 復讐のブラドック(1985年米)

ブラドック大佐 (チャック・ノリス)
ネスター 大佐の部下
イン大佐 ベトナム軍(スーン・テック・オー)

 1972年ベトナム。
ブラドック大佐が乗ったヘリが被弾し、部下たちと共に捕われる。
それから10年。大佐らは収容所におり、扱いはジュネーブ協定に違反すると主張。
だが、ベトナムのイン大佐は彼らを捕虜ではなく戦争犯罪者だとし、
ブラドックが罪を認めた時に解放すると言う。
インは大佐の部下を拷問し、耐えかねたネスターが寝返る。
別の部下がマラリアになったため、大佐は治療を求め、
戦争犯罪を認める書類にサイン。
だが、投与されたのは麻薬で、結局焼き殺される。
怒りが頂点に達した大佐は、収容所を脱出して襲撃。
ネスターも再び味方につくが、一味にやられる。
大佐はインと対決。叩きのめした上に小屋を爆破。部下と共にヘリで帰還する。

 と言うわけで、チャック・ノリス版ランボーと言う趣のシリーズ第2弾。
前作で、ベトナムで不当に抑留された過去があるとされたチャックだが、
本作ではその抑留されていた時期が描かれる。
捕われたチャックが、戦争犯罪を犯したとの署名を拒否したため、
部下が拷問を受けたり、寝返る部下が出る。
そんな展開が続き、やりたい放題だった前作とは趣が違う。
中盤過ぎになって、収容所を脱出したチャックがようやく反撃開始。
それでも物語はベトナム側の大佐との攻防に終始しており、場所も収容所近辺のみ。
チャックの無敵ぶり(鼠を食い殺す)は相変わらずだが、面白さはもう一つ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/18 「地獄のヒーロー」

2014-04-18 00:00:00 | 日記
「地獄のヒーロー」

ブラドック大佐 (チャック・ノリス)
タッカー 大佐の相棒
議員
フィッツジェラルド 議員の助手
将軍 (ジェームズ・ホン)

 ベトナムにはいまだに不当に抑留された米兵がおり、
ブラドック大佐は生きた証人とされる。会談する事になった議員に同行。
だが、ベトナム側の将軍は、大佐は戦争犯罪者であり、抑留は正当だと主張。
ホテルを抜け出した大佐は、将軍の寝込みを襲い、
米兵がデルタ地帯に抑留されていると聞き出して殺害。
大佐の仕業を疑うベトナム側により、出国させられる。
大佐はバンコクで旧友タッカーと再会し、米兵救出に乗り込む事に。
一味の襲撃を物ともせず、収容所に到着し、米兵を発見。
タッカーが犠牲となるが、米軍のヘリがかけつけ、救出される。
ホーチミンの会談会場ではベトナム側が不当な抑留の否定を続けていたが、
大佐が米兵をつれて乗り込むのだった。

 と言うわけで、チャック・ノリス版ランボーと言う趣のシリーズ第1弾。
ベトナムでの抑留経験があるチャックは生きた証人とされるが、
ベトナム政府は不当な抑留者の存在を否定。
チャックは同行した議員の会談相手である将軍を射殺し、
しらばっくれて強制出国させられる。
すかさず帰り道のタイから再度ベトナムに乗り込み、米兵救出に向かうと言う訳。
一度米国に戻ったりはしません。
友人を助けると称するが、救出した米兵は5~6人で、
「友人」と感激の再会をした様子もない。
それどころか、相棒がやられたのに、生死の確認もしない。
ただ暴れたかっただけみたい。チャック伝説ができる訳です。
ベトナムの描かれ方は、今で言うと北朝鮮風。
スタントマンにバンダムの名あり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014/04/17 「クラッシュ」(2004年米)

2014-04-17 00:00:00 | 日記
「クラッシュ」(2004年米)

グラハム 刑事(ドン・チードル)
検事 (ブレンダン・フレイザー)
ジーン 検事の妻(サンドラ・ブロック)
ライアン 警官(マット・ディロン)
トミー ライアンの同僚(ライアン・フィリップ)
俳優 (テレンス・ハワード)
俳優の妻 (タンディ・ニューマン)
フラナガン 警察内の始末屋(プリズンブレイクのマホーン)
ペルシャ人 店を持つ
鍵屋

 検事夫妻が強盗に襲われ、車を奪われる。
妻ジーンは家の鍵を変えさせるが、鍵屋を怪しむなど疑り深くなる。
だが階段から落ちて骨折した時、世話するお手伝いの女性を親友だと感じる。
 警官のライアンは黒人を差別しており、
車を停止させた俳優の妻にセクハラ的な取り調べをする。
見かねた同僚のトミーは、彼とのコンビ解消を要求。
ライアンは事故現場で、車に挟まれた俳優の妻を発見。
彼女はライアンに触られるのを嫌がるが、
ライアンは爆発の危機にある車から彼女を救出する。
 グラハム刑事は同僚ルイスの不正に気付く。
だが、警察内の始末屋フラナガンは、犯罪者であるグラハムの弟を見逃す代わりに、
同じく同僚のコンクリンに罪を着せるよう要求。
グラハムは検事に報告し、検事は記者発表する。
 俳優は車強盗に襲われるが、警察には共犯と誤解される。
トミーが俳優に気付いて解放。
俳優は強盗を逃がし、お前の行動は自身を貶めていると指摘する。
 トミーは黒人のヒッチハイカーを拾うが、強盗と誤解して射殺してしまう。
放置された死体を見たグラハムは、それが弟だと気付く。
母親は、放置したお前が殺したようなものだと責める。
 強盗に店を荒らされたペルシャ人は、鍵屋が修理しなかったせいだと責める。
鍵屋を撃つが、透明マントで不死身と信じた娘がかばう。
弾は娘に当たるが、彼女は無傷だった。
後悔したペルシャ人は、無事だった少女を天使だと信じるように。
実はペルシャ人の娘が、空砲を買っていたのだが。
 車泥棒は、盗んだ車に大勢の難民が乗っている事に気付く。
泥棒は難民たちを逃がし、いい事をした気分になる。

 と言うわけで、クラッシュってあれだよね。車ぶつけて快感を覚えるやつ。
本作は同名の別作品で、いろんな人種の男女が少しずつ絡む群像劇。
ドン・チードル刑事は犯罪者である弟をかばうため、刑事の犯罪に目をつぶる。
ブレンダン・フレイザー検事と妻サンドラ・ブロックは、車泥棒に襲われ、
サンドラは何かと過敏になる。
タンディ・ニューマンは警官マット・ディロンにセクハラされ、こちらも過敏に。
同じく警官のライアン・フィリップは、
車に乗せた黒人を強盗と誤解し、射殺してしまう。
ペルシャ人の店長は店を荒らされ、鍵屋を逆恨みする。
それぞれがどう絡むのかと言うと。。。
チードルの弟が、ライアンに射殺された黒人。
チードル刑事はブレンダン検事に事件を報告。
過敏になったサンドラの家に鍵屋が訪れる。
マットの当初の相棒がライアン。。と言った具合。
全員が1つの事件に絡むのかと思って中盤まで見ていたので、
なかなか始まんねえなあと感じちゃった。凄くいい人も、凄く悪い人も出ない。
これと言った見せ場もない(だからリアルと言う事か?)けど、
聞けばアカデミー賞作品だそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする