日比谷公園と上野公園をはしごしました

今日は日比谷公園と上野公園をはしごしました。日比谷公園では今日一日中「土と平和の祭典2011」というフェアトレードや環境・平和活動団体がブースを出してコーヒーや果物、野菜を売ったり、今回の震災の被災地の救援活動をしたりステージを設けて環境問題等の様々な問題を訴えたり和太鼓や音楽の演奏をしたり大きなイベントでした。午前中に日比谷公園に行って交流のある団体のブースに顔お出したていろいろお話してきました。
お昼過ぎからは上野公園で肝臓病の患者団体の街頭キャンペーンのお手伝いをしてきました。肝炎ウイルスは感染しても自覚症状がほとんど無いためにウイルスが悪さをしだして肝炎を発症してからでは治療が難しくなるので、患者会では街頭でウイルス検査を呼びかけをしています。今日は患者会のメンバーと一緒にウイルス検査を呼びかけるチラシの入ったティッシュを配りました。
お天気も良く平和な一日の中にも様々な問題が社会の中に存在していることを感じた一日でした。

地域の中で薬害のことを伝えていくこと

本日、来年2月25日に開催される予定の北区NPO・ボランティア活動推進フォーラムの準備会に薬害エイズを考える山の手の会の薬害エイズ原告のメンバーと参加してきました。地域の交流としては以前も新宿区のボランティア祭りに参加したこともありますが、北区では初めてです。北区の王子に北とぴあというホールのある大きな建物があり、そこのホールを使って北区の３０あまりの団体が催し物を出展します。このような地域のイベントで大切なのは準備の段階から参加団体との交流親睦をしながらお互いの活動を知り理解していくことです。薬害と言っても社会の中ではまだまだ他人事、関心すら薄いです。少しでもさまざまな社会問題に関心を持つ地域の団体と交流親睦して薬害のこと、HIVエイズのこと等を伝えることが大切です。準備会はフォーラムの開催まで月に一度準備会を行います。来年に向けて時間をかけながら交流して薬害もことも伝えていきたいと思います。

25日に薬害イレッサ訴訟・控訴審第2回口頭弁論が行われます

◇◇10月25日の予定◇◇
１４時ころから
○全面解決を求めるアピール行動○
場所　東京高等裁判所前（東京地方裁判所と同じ建物です）
地図　http://www.courts.go.jp/tokyo-h/about/syozai/tokyomain.html

１５時３０分から
○薬害イレッサ東京訴訟控訴審第２回裁判○
傍聴券が配布される予定ですので、３０分前には裁判所にお越しください。
場所　東京高等裁判所１０１号法廷（東京地方裁判所と同じ建物です）
地図　http://www.courts.go.jp/tokyo-h/about/syozai/tokyomain.html

裁判終了後
○報告集会○
場所　弁護士会館（予定）
報告集会終了後には、懇親会も予定しています。

「大地の詩ー留岡幸助物語ー」を観て

北区社会福祉協議会主催の上映会「大地の詩ー留岡幸助物語ー」を観てきました。留岡幸助については前にもブログに書きましたが、明治の時代にキリスト教に出会い牧師となってから北海道の空知集知監の教誨師として赴任、そこで囚人の待遇や生い立ちを見て囚人の少年期に問題があることを感じ感化教育の必要性から北海道に「家庭学校」を創設した日本の社会福祉の先駆者です。明治時代のキリスト教ですから夫婦ともどもその生涯は苦悩に満ちたもので、また労苦をかけた妻を早く亡くしさまざまな抵抗もありましたが、その志は高く常に他人を愛し、事業の協力者を増やしていきました。私が感心したのは教誨師として赴任した空知集知監での囚人に対して一対一で対面して話を聞き、それを監獄改革、感化教育につなげていったことです。社会の中のさまざまな問題は当事者の生の声を聞くことの大切さを教えてくれたような気がしました。今日は大変良い機会に恵まれました。

薬事法の改正が検討されています

現在、厚生労働省の厚生科学審議会医薬品等制度改正検討部会で薬事法の改正が検討されています。次回期日は10月19日（水）午後6時からで、この時には薬事法の改正案が提示され検討される予定です。この部会は年内にも終了して来年の国会には改正案が出される予定とのことです。予定では後2回の審議です。医薬品制度は私たちが病気にかかったときに使う薬で身近なものです。薬害肝炎など薬害事件も繰り返されており医薬品の制度改正は私たちの日常生活にかかわってきます。この部会は傍聴も出来ますので国民の関心を示すためにも傍聴しましょう。
傍聴の申し込み方法は厚生労働省のホームページ
　http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001r6wx.html　
をご覧ください。