グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

パソコン乗っ取り・殺人予告事件の逮捕劇に思う

2012年10月11日 | 日記
大阪市のホームページに殺人予告の書き込みを行ったとして逮捕・起訴されていた男性が先日釈放された。
彼の持つIPアドレスが書き込みに関わっていたとのことだったがどうも保有機材が乗っ取りに遭い遠隔操作されていたようだったのだ。
インターネットの世界では以前から他人のPC類を踏み台にウィルスが拡散するケースがままあった。
まして今回の殺人予告書き込みには彼自身の実名記載があったという。
結局今回の大阪府警の対応はこの手の犯罪に不慣れであることを露呈してしまった。
そもそもサイバー犯罪は常に犯す方と取り締まる方の「いたちごっこ」だしこの種の犯罪に県境もなければ国境もない。
ゆえにサイバー犯罪は各道府県の警察本部ではなく専門の統合組織を新設しプロフェッショナルがグローバルに対応すべきだろう。
それくらい相手は厄介で手こずる代物なのだ。