インターネット検索最大手のグーグルが欧州の利用者を対象に検索結果に含まれる「自分」に関する情報の削除要請を受け付けるサービスを始めた。
先ごろのEU司法裁判所が下した判決に対応したものだが言うまでもなく個人情報は基本的にはすべて本人に帰属する(若干の例外を除き)権利だろうから当然の措置だと思う。
日本でも今後このような議論な高まると見込まれるが結局欧州と同様の取扱いということになるのだろうか・・・・。
話は逸れるがグーグルのサービスに「ストリート・ビュー」というのがある。
大変便利で重宝しているが住宅専用地域までサービス対象になっているのは一寸行き過ぎではないかと考えている。
日本の住民のどれだけが住所地番だけで自分の住まいがPC画面上にアップされるなどということを認識しているだろうか。
グーグルの今回のサービスは削除要請を行った場合に対応するというものだがそもそも見られたくない情報が見られる状態になっていることを知らなければ削除要請すら考えが及ばない。
インターネット上のプライバシー保護に向けて官民ともにまだまだやるべきことがあるだろう。