今年も株主総会開催シーズンが近づいてきた。
何と言っても株主総会は多くの会社にとって一大イベントのはずである。
その株主総会の開催日分散化傾向が進んでおり今年は集中日開催が初めて40%を切るとのことだ。
1995年には集中日開催が96%であったということだから随分変わった。
ちなみに筆者は5社の株式を保有しているが開催日は見事に分散しており重複日はない。
今年の集中日は6月27日で集中度は39%ということだがさらに分散化が進むことを期待したい。
ともう一つ、単に開催日をずらすだけでなく経営陣は時間をとって株主と十分コミュニケーションを図ることだ。
もっとももこれには株主側の節度ある姿勢も不可欠だろう。
いたずらに総会を長引かせることも逆にそそくさと終了を急がせることも厳に慎むべきだ。
嫌がらせ的発言もそうだし社員株主の意図的な動員もそうだ。