この頃かわいらしいハートマークや
美味しそうなチョコレートの広告が目につきますね。
甘くて素敵なイベント、バレンタインデーが
いよいよ来週に迫っております。
ハートとリボンが踊る催し物売り場が女性客で日に日に賑わうのを見ると、
イベントに対する想いの強さを感じますね。
日本でもすっかり馴染みですが、
ヨーロッパでもイベントで盛り上がる一日らしく、
素敵な絵葉書がたくさんあるのです。
バレンタインデーは
恋人同士の日、
または愛を告白
する日として、
外国から輸入された
祭日の中で、
クリスマスと同じくらい
普及しました。
日本では女性が
チョコレートを
贈りますね。
支度中のキューピッド
ですが欧米では愛の証として、
男女ともに花束やロマンチックなプレゼント、カードなどを贈ります。
バレンタインカードの歴史は古く、
中世から始まったとされています。
バレンタインの日に
カードに愛の詩をしたため、
レースなどで美しく飾って
男性から女性へ贈ったそうです。
その後クリスマスカードと同じように、
ヴィクトリア時代に鮮やかな
多色刷りのカードが普及し、
恋人に限らず楽しく送れる
ものへと変化していきました。
そのためカードは
恋人同士で
交換する以外に、
家族や友人同士で
送り合うこともありました。
可愛いカップル
やがて家に届けられた
ポストカードを
家族で見ることが、
バレンタインの一つの
楽しみになっていきました。
ロマンチックな
愛の言葉がつづられた
カードが見つかると、
仲間内や家族に
よくからかわれました。
受け取った本人は嬉し恥かしで、
ついつい舞い上がりました。
しかし喜んでばかり
いられません。
送られた側は
ちょっと注意が必要でした。
バレンタインの女王
なんと悪戯で男性が女性のふりをして
友人にカードを送り、からかうという遊びがあったのです。
素敵なカードを貰えたと喜んでいる中で、
種明かしにがっくりきた男性たちも多くいたことでしょう。
さて次回も可愛い絵葉書を紹介します。
お楽しみに!
次回は2月20日の予定です