南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆インベントリー

2015-05-27 22:50:28 | 思うこと

 2322 嘘ではない、本当の話。棚卸のことですね。どんなに小さな会社でも一年の決算前には必ずします。ある程度の会社なら毎月末に実施します。インドネシアの製造日系企業は、当たり前のように月末に、多くの場合は、製造を止めて一斉に行っているはずです。ところが、今、私がいる現地企業のマネージャー(経営責任者)経理の人、購買の人、全員がインベントリーって何?操業して半年経過、棚卸をする気配がないので、4月の20日頃、棚卸を月末にしましょう、と、マネージャーに提案した。いっこうに準備をすれ気配がない。先月末の朝、棚卸の準備は出来ていますか、と、経理の人に聞いたら、出来ていますという。見せて、と頼むと、ボールペンと何も書いてないノートを見せてくれた。どうするの?と聞くと、倉庫へ行って、原料の名前と在庫数量を書いてくるという。そうですか、で、終わった。

 

そして、翌日、インベントリーの結果を見せてほしいと、頼んだら、今、纏めているところだから、ちょっと待ってほしいという。纏めるまえの表でいいから、目せてほしいと、頼んだが、あとでと、言われた。一週間ほどして、月末決算を見せて、と頼んだ。まだ、出来ていないから、待ってほしいと言われた。いつ頃、出来るの?棚卸の結果だけでもいいから、コピーを送って、と頼んだ。送ってこない、10日になっても、その気配がない。面白がって、からかうのは止めた。何もしていないのです、なにも分かっていないのです。決算のケの字も、分かっていないです。マネージャーも、自分は分かっていると経理に言っていたが、ご本人も、分かっているふりを経理に見せているだけで、分かっていないのです。分かっていれば、必要と思って、開業前なら、お金は扱っているのだから、毎月、締めをしているはずだが、していない。思いもよらない事なのでしょう。出来ないから、思いつかない。

 

そして、今日、「もう、今週末でしょ、棚卸の準備をして置きなさいよ」といったら、分かっています。「何を準備するの?」キョトンとしている。「リストを作って置かなければならないでしょ。」また、キョトンとしている。「4月末にやったでしょ、そのリストに新しいものがあれば追加するでしょ」全く、話が通じていない。会社に何がどれくらい在庫があるか記録するんでしょ。「そうですか、押出機械の種類と何台あるか数えるのですか」もう駄目だ。全く、長屋のクマさん、はっつあん、と話しているようで、諦めた。

                                                                      

ある会社の三月四月で50ジュタほど売りあげている。未回収になっているようなので、どうなっているのか、マネージャーに聞いてみた。そうですね、まだですね、という、いつ頃、入る予定?と聞いたら、分からないという。催促しないの?と聞くと、それじゃ、催促してみる、という。それが、朝の話、そして、夕方まで催促した気配がないし、勿論、結果の話もないままである。何か、催促できない理由があるのだろうか。疑いたくなる。

 

落語的 コメディ 面白い

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする