暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

長い戦いであった。

2015-09-07 21:09:14 | 日々の出来事
はい、月曜日。
金曜日からの3連休はUntil Dawnやら艦これの掘りやらで結局時間がなかったぜ。

で、結論から言えば、海風、風雲ゲットならず。
いいや、いずれかのイベントでとれるだろ。

つーか、今回の難易度は本当におかしかった。丙難易度はもう少し優しくなっていい。(「易しい」ではない)
で、SS上げようかと思ったんだけど、瑞穂のは取ってないし、本来想定していた新規娘達は一人もゲットできなかったからカット。
とりあえずイベントを突破した提督諸兄、お疲れ様でした。




さて、ここからはUntil Dawnのクリア後レビュー回。
今回はいきなり突破しちゃったので最初からクリア後のレビューだぜ。


グラフィック
こう、何かいるのではないかと思わせるカメラワークときれいなCGで没入感がある。
リアルに近い分サイコブレイクよりも移入度が高くなるような印象だね。
人間の表情が特に力が入っていて、不快に思わせたり不安をあおったりというのに効果的に使われているように思える。


操作性
まず、このキャラ達イベント以外では走れない。
速歩きという操作はあるものの歩きの速度とほぼ変わらないため、いろいろ鈍い。
また、進みたい方向に進ませるには結構な慣れが必要という、ちと癖のある操作感。
そして、随所に組み込まれるQET(イベントに組み込まれたアクションコマンド)も多く、これしくじると即死につながるというのがほとんど。
しかし、まぁ、バイオ6ほど鼻につかないのでさほど気にはならない。

サウンド
結構こって作られているのか、臨場感があって、気味悪いところではソレをあおってくる。
BGMとかよりもSEに集中しないとQETの予兆を見逃してアボーンってのもあり得る。

シナリオ
これははっきりと好き嫌いが分かれると思う。
最後の方の話の持って行き方が、なんというかちと思ってたのと違う。
ネタバレのため反転すると……

いや、ウェンディゴなんて化け物が現れたあげく、かなりな高さから落下した姉妹の片割れが生きてて、条件を満たしたために化け物になっちゃいました、なんてのは個人的には求めてなかった。

以上。
まぁ、ソレによって破綻したわけじゃないけど、どこか場違いな印象は否めない。
1週目何の前情報もなしにやれば4~5人の生存者というのが常道か?
まぁ、しっかり吟味すれば一発全員生存も、今考えれば無理じゃないと思う。


残虐表現について
今回の特記事項として書かなきゃならない部分だと思うので書く。
今回の規制表現、バイオやサイコブレイクとかと違って、手抜きが酷い。
画面暗転させて残虐表現をカットしました、という感じ。

前触れのあるそういうシーンならいざ知らず、最後近辺にあるシーンなんていきなり暗転、裏側で悲鳴だの慌てる音だのがする。
あげく、いきなり脈絡もない状態で「○○の首が」とか、○○がとか(○の中はキャラの一人)とか。
いったい何に動揺しているのか、なぜそんなにおびえる必要があるのか、どういうショックを受けたのか説明がないまま淡々と進んで行く。

はっきり言って因果関係が見えないシーンを見せられても面白くもない。
別に残虐な描写は見せる必要はない。
ただ、暗転させて状況を見せないようにして話をつながらなくするのはいかがなものかと。
この手抜きによる失点はでかい。(ちょっとレビューを調べてみたら、案の定この表現規制は大不評だね)


総評
シリアスなサスペンスものの皮を被ったパニックもの。
洋画が好きな人は多分大丈夫だけど、オチ(上のネタバレ反転参照)によって好き嫌いが分かれると思う。

俺も面白かったけど、釈然としない部分はある。

とはいえ、ゲームとしての熱中度はなかなかのもので、テンポよく進んで行くシナリオ展開にやめ時を見失うのも事実。

ただ、表現規制と、移動速度ののんびり具合(これはいい意味でも緊張感ある雰囲気を出すのでありっちゃあり)、あらすじムービーのスキップができないというのが評価を落とすポイントか。

この辺を加味してしまうと全体として悪くはないけど、良作に近い凡作という評価に落ち着くんだよね。
いろいろツメを誤った1本といえるかもしれない。

でも、近年のホラーゲームとしてはいい雰囲気を醸し出していたので、その点含めて75点。

こんなのよりお笑いやドラマの方がえぐい表現があると思うんだけどなぁ。
よくわからん自主規制です。

さて、2週目か。
少し時間を空けてからにしよう。
コメント
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