さて、いよいよ.hack発売まであと2週間ちょっと。
それまでに閃3を遊び倒せるのか。もう少し細かい部分を見て次回作への予想を立てて楽しみたいところ。
それと、今まで普通に機神と表記してたが、じつは騎神だったんやねぇ。
どうにも細かい部分を覚えないざるなので、その辺ご勘弁。今後は基本騎神で統一。
まずは騎神とはなんぞやというところから。
地精が器を作り、緋の眷属が「巨イナル一」の力を分けて器に移したものが騎神である。これは確定情報。
じゃあ、その力を移して耐えられる騎神の器っていったいなんぞや。
というわけで今回、この考察に当たって閃1の最終章を再度遊んでみた。まぁ、リィンが起動者として確定して、ヴァリ公が動き始めた流れを見てみるためだったんだけど。
その中で、「この力は大いなる焔の一端、その顎」みたいな台詞があったのよ。
ここで焔が示す意味とすれば「至宝」ないし「聖獣」。騎神が作られた時系列で考えれば、すでに「焔」は「地」と混じって「鋼」になっている。
とすれば、その言葉の示す意味は、「聖獣」ではないかと推測される。
騎神を作るに当たって地精は焔の聖獣をばらして器へと錬成した。
それぞれが聖獣の部位を表すとすれば、灰が顎≒頭を核とした騎神で、他のものもそれぞれ対応する部分があるんじゃなかろうか。
まぁ、どんな形だったかはわからんので、今回の黒の聖獣と似た形だったと仮定すると、左右の前肢、左右の後ろ足、胴体、尻尾、灰の「頭」で7つ。(まぁ、個人的には有角獅子(トールズの校章)を押すが)
まぁ、「巨イナル一」が生まれたときに、力と呪いとが同時に生まれ、呪いを黒の聖獣が引き受けたとするならば、力が生まれて以降姿を見せない焔の聖獣はどこ行ったのかというところからの発想。
これが騎神誕生の際の隠された真実の一つじゃないかなぁ。さすがに聖獣を刻んで作られたものを偶像として利用は出来ないでしょうや。
次は騎神の起動者の条件。
正式な起動者になるためには「起動者」としての資格を得て、導きに従い試練を越えることが条件とされているわけだから、なにがしかの「資格」が必要なわけだ。
赤についてはアルノールの血族ということで確定。
他の騎神については、明言されていない。過去から現在までを考慮すると、出自不明(リィンやクロウ)だったり、領主(アリアンロード)だったり傭兵(獅子戦役のやつやルトガー)だったりとたいへん多彩であるため、これが全てアルノールの血筋とは考えにくい。
とすれば、起動者が全員なにがしかの復活を遂げていることから、不死者が条件かというと、リィンとルトガーだけなら、一度は死亡後起動者にというのは合致させられるが、、クロウやアリアンロードがそうだった描写がないので、条件としては疑問が残る。
むしろあらすじなどから読み取ると、「瀕死」の状態でも騎神からの霊力供給で生き延びることが出来た(閃2冒頭のリィン)ことから、不死性は騎神による副次的なものとも考えられる。
じゃあ、条件とはなんぞやと言う話になると、いまひとつしっくりくる理由がない。
というわけで、ちょっと方向を変えてみてみることにする。
閃2において、ヴィータがことさらクロウに肩入れし、最終的にはリィンにさえも力を貸すようなそぶりを見せた。
ということは、この二人の「起動者」が特別な意味を持っていた可能性もある。そして、二人の勝敗の行方も「さほど重要なことではない」とされている。
ただ、そこまで予想を立てた場合でも、二人が特別である「理由」が思い至らない。なので、ちょっと切り口を変えて起動者と騎神の関係性を考えてみる。
起動者の技量に左右され、アリアンロードの騎神に至っては、同じ挙動を示したりと多分に起動者の思考がその動作へ影響を与えているのは確かだろう。(閃2ではクロウが刀を持たないヴァリマールを「完全じゃない」と言い放ってるし)
そして、閃3でカンパネルラに結界で念を遮断されたときに、「存在を感じない」と言っていたので、常に何らかのつながりを感じているほどパスが通じている。
と、ここまで騎神と起動者の関係性を整理したときに見えてきたのは、ミリアムとアルティナという二人。戦術殻という装置のマシン・マン・インターフェイス。
案外この戦術殻と機神ってのは近しい存在なのではなかろうか。
そこまで考えたときに、起動者の条件とその関係性について一つの仮説が頭に浮かんだんよ。
条件:騎神の核との親和性が高いこと。
まぁ、この条件だけならありがちで、ありきたりなのだが、ここからもう一つ。
条件2:騎神の起動者とは、騎神の核に取り込まれることにより、騎神という仕組みは完成する。
つまるところ、戦術殻と似たように機神と人間が一体化することにより真の完成を見る、ということ。
外にある人間の姿は機神が取り込んだ起動者の姿を模したマシン・マン・インターフェイスであり、本体である肉体はすでに機神の核の中。どれだけ傷つこうが外側にいる「起動者」は不死の存在。
生きている間はそのまま生きた人間としての起動者として動き、起動者の死を引き金として、機神が起動者を取り込み機神としての完成を見る。
そして、生きている間は主体:起動者、客体:騎神の力関係だが、取り込まれて以降は主体:騎神、客体:起動者という力関係になるのではないだろうか。
基本的な思考回路は起動者のものを模すために、その判断基準などは生前の起動者のものではあるが、根源的な行動原理では騎神のそれが大きく影響していく形。
この仮説であれば、オズボーンのやり方に賛成票を投じたアリアンロードの行動も、基本的にオズボーンに協力している他の騎神たちもある程度説明がつけられそう。
じゃあ死んだ後に起動者になったルトガーはなんぞや、という疑問も当然出てくるが、こちらについては一度破壊された紫を修復のために回収した黒の工房が所持し、適正のあったルトガーの死体を核に直接組み込むことで“起動者になった”のではなかろうかと推測する。
この仮説で行けば主体的に騎神をコントロールできるリィンと生前のクロウが特別視される理由もある程度つけられるかなぁ。
どの陣営も、不思議とリィンを取り込みたいと動いている節があるし、灰の騎神そのものになにかあるのか、それとも生身の起動者であることが重要なのか。
この辺だよなぁ。
とりあえず今日はこの辺で。
まぁ、基本的にはアウトラインを浮かび上がらせる重要ポイントは全て伏せられた状態での神経衰弱のようなものなので、当たるかどうかは神のみぞ。
いずれの疑問点も妄想力で埋めていくしかないんだよなぁ。
状況証拠はある程度揃っていて、ぼんやりと輪郭が見えているのに、確定させられるほど鮮明な映像じゃないんだよなぁ。
ま、その辺も含めて理屈こねくり回すのも楽しみのうちってことで。
それまでに閃3を遊び倒せるのか。もう少し細かい部分を見て次回作への予想を立てて楽しみたいところ。
それと、今まで普通に機神と表記してたが、じつは騎神だったんやねぇ。
どうにも細かい部分を覚えないざるなので、その辺ご勘弁。今後は基本騎神で統一。
まずは騎神とはなんぞやというところから。
地精が器を作り、緋の眷属が「巨イナル一」の力を分けて器に移したものが騎神である。これは確定情報。
じゃあ、その力を移して耐えられる騎神の器っていったいなんぞや。
というわけで今回、この考察に当たって閃1の最終章を再度遊んでみた。まぁ、リィンが起動者として確定して、ヴァリ公が動き始めた流れを見てみるためだったんだけど。
その中で、「この力は大いなる焔の一端、その顎」みたいな台詞があったのよ。
ここで焔が示す意味とすれば「至宝」ないし「聖獣」。騎神が作られた時系列で考えれば、すでに「焔」は「地」と混じって「鋼」になっている。
とすれば、その言葉の示す意味は、「聖獣」ではないかと推測される。
騎神を作るに当たって地精は焔の聖獣をばらして器へと錬成した。
それぞれが聖獣の部位を表すとすれば、灰が顎≒頭を核とした騎神で、他のものもそれぞれ対応する部分があるんじゃなかろうか。
まぁ、どんな形だったかはわからんので、今回の黒の聖獣と似た形だったと仮定すると、左右の前肢、左右の後ろ足、胴体、尻尾、灰の「頭」で7つ。(まぁ、個人的には有角獅子(トールズの校章)を押すが)
まぁ、「巨イナル一」が生まれたときに、力と呪いとが同時に生まれ、呪いを黒の聖獣が引き受けたとするならば、力が生まれて以降姿を見せない焔の聖獣はどこ行ったのかというところからの発想。
これが騎神誕生の際の隠された真実の一つじゃないかなぁ。さすがに聖獣を刻んで作られたものを偶像として利用は出来ないでしょうや。
次は騎神の起動者の条件。
正式な起動者になるためには「起動者」としての資格を得て、導きに従い試練を越えることが条件とされているわけだから、なにがしかの「資格」が必要なわけだ。
赤についてはアルノールの血族ということで確定。
他の騎神については、明言されていない。過去から現在までを考慮すると、出自不明(リィンやクロウ)だったり、領主(アリアンロード)だったり傭兵(獅子戦役のやつやルトガー)だったりとたいへん多彩であるため、これが全てアルノールの血筋とは考えにくい。
とすれば、起動者が全員なにがしかの復活を遂げていることから、不死者が条件かというと、リィンとルトガーだけなら、一度は死亡後起動者にというのは合致させられるが、、クロウやアリアンロードがそうだった描写がないので、条件としては疑問が残る。
むしろあらすじなどから読み取ると、「瀕死」の状態でも騎神からの霊力供給で生き延びることが出来た(閃2冒頭のリィン)ことから、不死性は騎神による副次的なものとも考えられる。
じゃあ、条件とはなんぞやと言う話になると、いまひとつしっくりくる理由がない。
というわけで、ちょっと方向を変えてみてみることにする。
閃2において、ヴィータがことさらクロウに肩入れし、最終的にはリィンにさえも力を貸すようなそぶりを見せた。
ということは、この二人の「起動者」が特別な意味を持っていた可能性もある。そして、二人の勝敗の行方も「さほど重要なことではない」とされている。
ただ、そこまで予想を立てた場合でも、二人が特別である「理由」が思い至らない。なので、ちょっと切り口を変えて起動者と騎神の関係性を考えてみる。
起動者の技量に左右され、アリアンロードの騎神に至っては、同じ挙動を示したりと多分に起動者の思考がその動作へ影響を与えているのは確かだろう。(閃2ではクロウが刀を持たないヴァリマールを「完全じゃない」と言い放ってるし)
そして、閃3でカンパネルラに結界で念を遮断されたときに、「存在を感じない」と言っていたので、常に何らかのつながりを感じているほどパスが通じている。
と、ここまで騎神と起動者の関係性を整理したときに見えてきたのは、ミリアムとアルティナという二人。戦術殻という装置のマシン・マン・インターフェイス。
案外この戦術殻と機神ってのは近しい存在なのではなかろうか。
そこまで考えたときに、起動者の条件とその関係性について一つの仮説が頭に浮かんだんよ。
条件:騎神の核との親和性が高いこと。
まぁ、この条件だけならありがちで、ありきたりなのだが、ここからもう一つ。
条件2:騎神の起動者とは、騎神の核に取り込まれることにより、騎神という仕組みは完成する。
つまるところ、戦術殻と似たように機神と人間が一体化することにより真の完成を見る、ということ。
外にある人間の姿は機神が取り込んだ起動者の姿を模したマシン・マン・インターフェイスであり、本体である肉体はすでに機神の核の中。どれだけ傷つこうが外側にいる「起動者」は不死の存在。
生きている間はそのまま生きた人間としての起動者として動き、起動者の死を引き金として、機神が起動者を取り込み機神としての完成を見る。
そして、生きている間は主体:起動者、客体:騎神の力関係だが、取り込まれて以降は主体:騎神、客体:起動者という力関係になるのではないだろうか。
基本的な思考回路は起動者のものを模すために、その判断基準などは生前の起動者のものではあるが、根源的な行動原理では騎神のそれが大きく影響していく形。
この仮説であれば、オズボーンのやり方に賛成票を投じたアリアンロードの行動も、基本的にオズボーンに協力している他の騎神たちもある程度説明がつけられそう。
じゃあ死んだ後に起動者になったルトガーはなんぞや、という疑問も当然出てくるが、こちらについては一度破壊された紫を修復のために回収した黒の工房が所持し、適正のあったルトガーの死体を核に直接組み込むことで“起動者になった”のではなかろうかと推測する。
この仮説で行けば主体的に騎神をコントロールできるリィンと生前のクロウが特別視される理由もある程度つけられるかなぁ。
どの陣営も、不思議とリィンを取り込みたいと動いている節があるし、灰の騎神そのものになにかあるのか、それとも生身の起動者であることが重要なのか。
この辺だよなぁ。
とりあえず今日はこの辺で。
まぁ、基本的にはアウトラインを浮かび上がらせる重要ポイントは全て伏せられた状態での神経衰弱のようなものなので、当たるかどうかは神のみぞ。
いずれの疑問点も妄想力で埋めていくしかないんだよなぁ。
状況証拠はある程度揃っていて、ぼんやりと輪郭が見えているのに、確定させられるほど鮮明な映像じゃないんだよなぁ。
ま、その辺も含めて理屈こねくり回すのも楽しみのうちってことで。