今日は何の日?
NHKラジオから流れてきた「今日は何の日」
そこに懐かしい名前を聞きました。
「音速の貴公子」
1988年F-1世界選手権チャンピオンとなった、アイルトン・セナに付けられた敬称です。
1988年、マクラレーン・ホンダで初の世界チャンピオンとなった「音速の貴公子」は、89年2位・90・91年と連続チャンピオン。
93年2位で94年もチャンピオン争いの筆頭、当時日本人ファンの中では恐らく一番人気があったトップレーサーの彼が、1994年のサンマリノGPで散ってしまった。
享年34歳。
それが今日、5月1日。
NHKが「今日は何の日」で取り上げた事が嬉しかったと同時に、「あれから13年経ったのかぁ・・・」と少し感慨深くなり、当時を回想しました。
この年のサンマリノGPは、まさに悪夢。
金曜日にその悪夢が始まる。
今もF-1で現役で活躍しているルーベンス・バリチェロが鼻を骨折する事故に遭う。
(ブレーキのタイミングを誤った模様)
翌土曜日の予選。
ローランド・ラッツェンバーガーがほぼ即死。
(最高速の出るポイントで、車体の一部が破損してコントロールを失った模様)
その様子をモニターで見つめる痛ましい表情のセナ。
その彼が翌日の決勝で散ってしまうとは、その時は予想すらできなかった。
(彼の事故はステアリング系統のトラブルで、コーナーを直進してしまったらしい)
彼亡き後当時の若手筆頭のミハイル・シューマッハが、「皇帝」という敬称を得てトップレーサーとして昨年まで君臨してきた。
セナが現役で活躍していたら、シューマッハの偉大な足跡というF-1の歴史も違ったものになったと思うが、当時人気No.1だった彼の死は決して無駄にならなかった。
以来F-1の安全対策は大きく進歩し、私の知っている限りだが、彼の後に事故で亡くなったF-1レーサーはいないはずだから・・・。
コメント
- みるみる [2007年5月1日 22:59]
- 私は、セナが亡くなった事を、出産の為、病院のベットで、主人から聞きました。F1を見に行っていた事もあり、セナが好きでした。「世間では、凄いニュースだよ」と、主人が言っていましたが、本もテレビも禁止だったので、私はその時の騒ぎを知りません。あれから13年経つのですね。
- noxiii_design [2007年5月2日 6:59]
- 懐かしいですね。
前日のラッツェンバーガーは日本のF3000で走っていた頃からのファンで、その彼がF1に行って直ぐに亡くなって。それだけで悲しかったのですが、まさかその後でセナまで無くなるとは。国内でも愛知県のレーサー小河選手が亡くなったり、その頃は悲しい出来事が色々ありましたね。 - EP82-SW20 [2007年5月2日 21:32]
- >みるみるさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
13年前の今はお子さんの誕生される時でしたか。
それでは本・TV禁止は止むを得ないですね。
かなり衝撃的なニュースでしたから。
>noxiii_designさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
小河選手もこの頃でしたっけ。
彼の事故映像も脳裏に焼きついています。
不運としか言い様が無かったです・・・。 - EP82-SW20 [2007年5月2日 21:36]
- >お二方へ
ちょっと補足します。
予選・決勝とも録画していました。
予選の番組が始まると、アナウンサーと今宮さん・川井さん・・・だったかな、ちょっとうろ覚えなのですが、3人の方が深刻な表情で佇んでいました。
「変だな?」と思っていると、「皆さん、悲しい出来事をお伝えしなければなりません・・・」という様な形でラッツェンの訃報を伝えていました。
F-1では1984年頃死亡事故があって以来、サンマリノでも2回ほどピケ・ベルガーの大きな事故があったにしろ、死亡事故は無かったはずでした。
私も動揺は大きかったです。
翌日決勝のビデオを再生すると、またしても冒頭に昨日のコピーを見ているように彼らが佇んでいました。
「昨日のリプレイをやっているんだな・・・」と思っていたら出てきた言葉が「セナが死亡しました。」と言うので「嘘だろ!?」でした。
今は二人の亡くなったコーナーは現在形を変えて、安全性がぐんと高まりました。
レースは見ていてスリリングで楽しいのですが、人的被害は無いように終わって欲しいですねw
あなたのブログにコメント投稿されたものです。