本日はクリスマスイブですねw
皆さんはどんなイブをお過ごしでしょうか?
私は現在フリーなので、プレゼントを貰える当てが有りません(笑)
と言う事で、自分向けにプレゼントをしました。
それがこのDVDです。
「F-1グランプリ 栄光の男たち」
カッコイイ タイトルですよねw
このDVDを買った理由ですが・・・。
私がこの映画を初めて知ったのは、今から32年前の1976年、丁度初のF-1選手権が富士スピードウェイで行われた頃の事です。
今思えば、このレースで日本人選手が活躍した事が、私がレースにハマってしまったきっかけ、とも言えそう(笑)。
当時の私はレースに関する知識は完全なるひよっ子。
初めて見るオープンホイール(4輪がむき出し)でシングルシーター(一人乗り)の車に、違和感大有りでした(苦笑)
しかし、現在も三栄書房から出版中のレース雑誌「AUTO SPORTS誌」を読むようになり、完全にレースファンになってしまったのでした。
「いつかは自分もレーサーになってみたい・・・」
淡い夢を抱きつつも、当時のカーレースは「事故が起きて当たり前・レーサーは死ぬ事がつきもの」と言うような、現在ではとても考えられないレベルの安全性。
跡継ぎの立場で生まれた以上、そんな危険な職業に就く事は自ら諦めて、結局草モータースポーツ止まりで我慢してしまったわけですが、兄か弟がいれば何処まで通用するか試していたと思います。
話を戻します。
その「AUTO SPORTS誌」の中に、この映画が紹介されていたような記憶が有ります。
一度だけTVで放送されたので、それは逃さず見ています(笑)。
ふと、「この映画、もう一度見てみたいなぁ・・・」と思い、レンタルビデオ店を物色したものの、何しろ30年以上も前に作られた映画。
レンタル店では見つからず・・・。
「売っているわけは無いよねぇ・・・」
と半ば諦めつつ、ネット検索したら売っていた(!)
迷わず買っちゃいました(笑)
この映画は1973年のシリーズを収録した半ドキュメンタリーです。
パッケージングの上に登場している4人は、当時の現役F-1レーサー。
彼らは映画の中で、インタビューでレーサーとしての自らを語ったり、プライベートな時間を撮影に応じたりしています。
左から
ピーター・レブソン、ジャッキー・スチュワート、フランソワ・セベール、マイク・ヘイルウッド
その彼ら、この映画が作られた1975年には、全員がF-1レースから去っています。
レブソン、セベール・・・事故死。
ヘイルウッド・・・・・・・・事故により引退。
スチュワート・・・・・・・・無傷で引退。
当時のF-1マシンを現した言葉を紹介します。
「走る棺桶」
栄光の裏にある影・・・。
映画は全編に渡り華やいだ雰囲気を持っていますが、終盤2つの死亡事故を影として紹介しています。
その一方で、栄光を求めるレーサー達が今日も戦っている事を、映し出しています。
映画の中では有りませんが、当時のジャーナリストが確かこんな言葉を残しています。
「『死んだ野郎が馬鹿なのさ・・・』とでも言っているような、この排気音は一体何なのだろう・・・」
有る意味非情な面をも感じるさせられる映画です。
P.S
ニュルブルリンク北コース。
このコースをジャッキー・スチュワートが走行についてのポイントを車で走りながら紹介してくれています。
それを見る事ができるだけでも、レースファンとしては嬉しい映画と思いますw
コメント
- LUXEL [2008年12月25日 20:56]
- こんばんは(〃▽〃)ノ
メリークリスマス☆
F1グランプリ、その映画を耳にするのは初めてだと思います(^_^;)
私、映画に疎いものでw
70年代のF1、私はその時代背景を詳しく知らない物で良く分かりませんが、その当時は数々の名ドライバーが事故死されたようですね。。。
唯一、私がこの時代のF1知っている事があり、確か前輪が2輪、後輪が1輪がそれぞれ付いたマシンがあったような気がしますw - EP82-SW20 [2008年12月25日 22:21]
>LUXELさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
私もこの映画の頃は、まだレースのレの字も知らない子供でした(笑)
そのマシンはこれです。
名前クリックでどうぞw- 五里霧中 [2008年12月26日 0:09]
- こんばんは。
F1には疎いのですが、「走る棺桶」…う~ん、すごい例えですね。
死と背中合わせの職業ですから、なんとなくわかります。
自分へのクリスマスプレゼント、良いですね☆
イブは居酒屋で焼き鳥食べてました^^。 - EP82-SW20 [2008年12月27日 23:00]
>五里霧中さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
今でこそ「安全性」が随分向上しているからカーレース事故による負傷・死亡って余り聞かないのですが、この頃の車は今と比べるとかなり華奢で、事故で潰れる・火を噴く、というのがほぼお決まりのパターンでした。
この1976年には前年度チャンピオンが事故の火災で一時期重体になりましたし。
クリスマスプレゼントは、実はその2が・・・(苦笑)
五里さんは居酒屋と言うより、レストランでワインかとw
あなたのブログにコメント投稿されたものです。