先月末に確認された、オミクロン株。
2回にわたって取り上げましたが、12月1日時点で「2週間もすればかなり正確なオミクロン株の特性がわかると思います」と言う話を聞いているのですが、未だに「毒性」は解明されていないのか、耳にしていません。
感染力は強いというのははっきりしていますが、それがデルタに対して何倍(何%)強力なのか? それも聞き逃しているのかまだニュースで聞いた気がしません。
そうしたら、ゆるパンダさんがこんな動画を上げていました。
テレビ報道でのツイッターの声に「目覚め始めてるのか!?」が話題
内容は、「オミクロン株は毒性がデルタより弱い様だから、こと更に騒ぐ必要は無いのでは?」
そんな声が増えている、という事です。
確かに、コロナ対策は今まで通り必要で継続すべきでしょうが、日本ではオミクロン株の重傷者報告は、未だに無い様です。
先日は国会で野党議員だったかな、名前覚えていませんけど、「オミクロン株は感染力は強いが、毒性が低いという、ある意味生き延び易い遺伝子に変化したものと言えると思いますが・・・」と発言していた議員が居ましたね。
その通りだと思います。
感染力が強くても毒性が強いと、宿主で十分繁殖する前に宿主(人間)が死んでしまい、遺伝子の拡散(伝染)する期間が減るわけです。
逆に、感染力が強いが毒性は弱い方が、宿主が長生きするので遺伝子の拡散が長くなり、子孫を増やし易いわけですね。
ある意味「正常進化株」とも言えそうです。
にもかかわらず、どのニュースでも「オミクロン株が・・・」と優先的に報道しているこの姿勢、一体何でしょうね?
今日大阪で「感染経路不明の感染者が出た」、なんて報道有りましたけど、そこまで優先的に取上げる必要が有るのでしょうか?
「オミクロン株に何%置き換わっている」なんて報道も有りましたが、比率なんて別に報道する価値は無さそうな気がしますし。
むしろ、「感染力は強いが、重症化リスクはデルタ株より低い模様なので、国民の皆さんは変に不安にならない方が良いでしょう。ただ、今まで通りの予防行動は必要です。」と正しい注意喚起をすべきではないでしょうか?
いずれにしても、マスコミの報道の仕方は、疑問符が付きますね。