モデルチェンジが噂されていた、トヨタのシエンタ。
デビューした模様。
【SIENTA】商品紹介「オーバービュー」篇
寸法が5ナンバー枠に収まっているのは、個人的にはありがたい。
※我が社のノアは80型と90型が有る。
90型は3ナンバーサイズに幅が拡大されてしまい、仕事柄狭い道を走る職場仲間からは不評を買っている。
(70・80型でリアフェンダーとの隙間5cmの場所を曲がる道が複数あり、この隙間が狭められてしまったので「新車でなく中古の80型を買ってくれ」と同僚から苦情が上がっているわけね(^^;))
拡幅されなかったのは、とてもありがたい。
※大人3人が常時並んで乗るなら3ナンバー幅は良いかもしれないけど、実質2人で並んで乗るケースが多いからね。
もっとも、恰幅の良い人が多く使うので、2列シートでは3人乗れずに定員不足になるわけ。
楽に乗る為の3列シート、と言うのが我が社の実状なのでね。
ハイエースのワイドボディで無いと、大人三人は無理。
たかだか3cm外寸増やして、中が「大人3人が余裕で乗れる」ってならないので、個人的には車を無意味に太らせてもらいたくない と言うのが本音(><)
でも、「タイヤが195から205になった分、車幅を広げたみたい」って言っていた同僚が居たなあ・・・。なら、ホイールのリム幅広げて踏ん張りを効かす手もあると思うけどね・・・。
「ワイドタイヤを履かせたい」というユーザーの声を反映するのなら、今まで通りZグレードだけワイドにすればいいじゃん、って言う気持ちが強いですよ。
さて、私が先代のシエンタ(写真左)に乗っていて、不満に感じるのは「後方視界の悪いバックミラー」と、開放感の無さ。
写真はウィキより抜粋した物だけど、左が先代、右が初代。
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パット見、リアウィンドウの面積は似たように見えるけど、これが曲者。
窓の下の位置(ウエストライン)が運転席前方は初代より低いけど、運転席後方では初代より高くなり、運転手的には相対的に「沈み込んでいる」と閉鎖的に感じる。
そして、バックミラーの位置は、初代に比べて先代の方が相対的に低い。
しかも、リアウィンドウの開口面積は、初代より上下に狭く、リアウィンドウの下端も高い。
これがどんな弊害を生み出したかと言うと・・・
後ろに誰も乗っていなければ、こんな感じに見えるのだけど、ミニバンと言うよりセダンの後方視界に近いくらい上下方向が狭い。
リアウィンドウの下の視界がヘッドレストで占拠されているのがわかる。
仮に人が後席に4人乗ると、こんな感じ。
かろうじて中央が見える程度で、2列目に3人乗ったら、後ろは何も見えない・・・。
初代はリアウィンドウが上下方向も広く、後席に5人座ろうが、乗員の上から後方確認できたんだよね(^^;)
こんな感じ。
因みに、初代シエンタの3列目は、二代目の先代と異なりセパレート型で中央が空いているから、人が乗っても2列目の頭の隙間の位置を埋めてしまう位置関係にならない、と言うのも有る。
更には、先代に比べ初代は運転席側のルーフが高く、バックミラーの位置自体が高い。
(矢印の先がバックミラー)
結果、後席に人が乗っていなければ、バックモニターすら要らないくらい。
(バックモニターの無いKeiワークスと同程度に見える)
初代に比べ車高が5mm高い先代シエンタだけど、ウエストライン(窓の下の高さ)が初代より相対的に高いので、解放感と言うと明らかに初代より劣りますね。
実際、親戚の家で先代シエンタを買う予定だったけど、「視界が悪く開放感が無い。」と1サイズ上で価格も高い80型ノアに変更した例もあるくらい・・・(^^;)
今回の三代目、運転席部分のルーフラインを除けば、初代に近い形をしているから、開放感も先代より上だろうし後方視界も良さそう。
そして、今回ガソリン車には10速のMTモードが設定された事が嬉しい。
今乗っている70系ヴォクシーの後釜の90系が3ナンバーサイズに(私にとっては無駄に)太らされた為、万が一の時の後釜が無くなったが、シエンタがMTモードを持ってくれ、更に最小回転半径も5mと小回りが利くようになったので、候補に上がって来たと言えるかな。
この秋定期点検にディーラーに行くから、その時試乗させてもらう事にしようw