世界的な植物学者であって、練馬区が誇る文人でもある牧野博士の居宅がリニューアル・オープンとなる。

オープンは8月1日である。
練馬区立「牧野記念庭園記念館」と命名されている。
場所は、西武池袋線「大泉学園駅」下車(南口)徒歩5分である。

トケイソウである。
パッションフルーツの蔓系の木である。
「日本の植物学の父」といわれる。
多数の新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威である。
発見、命名した植物の例には枚挙の暇もないけれど・・・。
ムジナモ、センダイヤザクラ、トサトラフタケ、ヨコグラツクバネ、アオテンナンショウ、コオロギラン、スエコザサなど多数である。
その研究成果は50万点もの標本や観察記録、そして『牧野日本植物図鑑』に代表される多数の著作として残っている。

これもトケイソウである。
この記事にトケイソウを入れてあるのは、特に意味は無い。
意味は無いけれど、トケイソウはぼくのシンボルフラワーである。
残された時間を測りながら生きていくぼくを、いつも励ましてくれる花である。
さて牧野博士に戻る。
博士が命名した植物の和名については、ワルナスビやノボロギクのような、当該植物種の性質を短い言葉で巧く言い表しているものもある一方で、ハキダメギクなど発見場所をつけただけの命名もある。
イヌノフグリのように意味を考えると(犬の陰嚢の意)、少々破廉恥なものもあるのだ。

しかし、亡き妻の名を冠したスエコザサは、一貫して学問に真摯な態度で臨んだ牧野からすればこうした学問の場以外の私情をはさんだ献名は例外的であって、研究を支え続けてくれた妻への強い感謝の気持ちが伝わってくる。
麗しいほどの夫婦愛が伝わってくるのである。
「花在れバこそ吾れも在り」
牧野博士の言葉である。
「きみ在れバこそ吾れも在り」
きみに伝えたいのである。
8月1日に行くのは無理だけれど、8月早々には参観に出かけようと思っている。
牧野博士の居宅や、その庭園をこの目で見ておきたいと思っているのである。
ガーデニングの妙・・・草花の配置に隠された意図など探ってみたいのである。
にほんブログ村
荒野人

オープンは8月1日である。
練馬区立「牧野記念庭園記念館」と命名されている。
場所は、西武池袋線「大泉学園駅」下車(南口)徒歩5分である。

トケイソウである。
パッションフルーツの蔓系の木である。
「日本の植物学の父」といわれる。
多数の新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威である。
発見、命名した植物の例には枚挙の暇もないけれど・・・。
ムジナモ、センダイヤザクラ、トサトラフタケ、ヨコグラツクバネ、アオテンナンショウ、コオロギラン、スエコザサなど多数である。
その研究成果は50万点もの標本や観察記録、そして『牧野日本植物図鑑』に代表される多数の著作として残っている。

これもトケイソウである。
この記事にトケイソウを入れてあるのは、特に意味は無い。
意味は無いけれど、トケイソウはぼくのシンボルフラワーである。
残された時間を測りながら生きていくぼくを、いつも励ましてくれる花である。
さて牧野博士に戻る。
博士が命名した植物の和名については、ワルナスビやノボロギクのような、当該植物種の性質を短い言葉で巧く言い表しているものもある一方で、ハキダメギクなど発見場所をつけただけの命名もある。
イヌノフグリのように意味を考えると(犬の陰嚢の意)、少々破廉恥なものもあるのだ。

しかし、亡き妻の名を冠したスエコザサは、一貫して学問に真摯な態度で臨んだ牧野からすればこうした学問の場以外の私情をはさんだ献名は例外的であって、研究を支え続けてくれた妻への強い感謝の気持ちが伝わってくる。
麗しいほどの夫婦愛が伝わってくるのである。
「花在れバこそ吾れも在り」
牧野博士の言葉である。
「きみ在れバこそ吾れも在り」
きみに伝えたいのである。
8月1日に行くのは無理だけれど、8月早々には参観に出かけようと思っている。
牧野博士の居宅や、その庭園をこの目で見ておきたいと思っているのである。
ガーデニングの妙・・・草花の配置に隠された意図など探ってみたいのである。

荒野人