エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

龍頭の滝

2011年08月15日 | 旅行
湯ノ湖に端を発し戦場ヶ原を流れ下ってきた湯川の末流にかかるのが龍頭の滝である。



双頭の龍である。
見学した前日、豪雨があったからであろうか流れは凄まじかった。



長さ約210mの急斜面を途中で二手に別れ、まるで大岩を噛むように豪快に流れ下るのである。
「竜頭」の名前は、二枝に分かれた滝を正面から見た姿を龍の頭に見立てたものとされ、二手の流れを髭に見立てたとも、あるいは中央の岩を頭部に見立てたとも言われるのである。



滝は下流側正面の観瀑台から眺めるのがよいと言われるけれど、東側面には散策路があって急流状になっている滝を側面から見ることもできるのである。

見る角度を変えるのは楽しいものである。



かつては上流部の一部を龍雲滝(りゅううんたき)と呼び分け、滝下流部と区別していた時期もあったという[4]。



これは滝の上流である。



こんなに細い流れであるのに、滝口では水量も豊かに轟々と落ちている。
滝を下った湯川はすぐ下流で地獄川の右支流となり、0.5km先で中禅寺湖に流入しているのである。



滝口にある売店である。
龍頭の滝・・・見事な滝である。



案内板には秋の紅葉が見事であると記載されている。
その通りである。




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 荒野人