~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

地震お見舞い

2011-03-11 22:36:59 | Saranyaのひとり言













今日は 9時に帰宅しました。
それまではテレビも見ていなかったので、こんなにひどい地震だったとは。

皆さんご無事でしょうか。


私の兄は千葉にいますが部屋の中がグチャグチャだそうです。
テレビは耐震設備をしていたのですが壊れたそうです。



自然のことですから、仕方がないことですが。
言いようのない悲しみで身がすくみ、身がさけそうなほど悲しくなります。


皆様、ご自愛ください。


愛する人がご無事でありますよう 祈っています。



不自由はチャンス

2011-03-10 01:25:00 | いるかこもれび助産院
幼い子どもが人形を愛していた。
誰かが「その人形を借りたい」と言っても少女はそれを離さない。
同じ人形がお店に並んでいても見向きもしない。
でもその少女が年頃になって人間の恋人ができたときには、
その人形は捨てられる。
彼女は神を愛するようになったときには、
変わりやすいその恋人も、人形と同じように捨てられるのです。
神の愛は不変で永遠です。
引用:ヨーガの福音より



私たちは、心の寂しさや不満があると不自由を感じ、満足したいと渇望します。
そして、心は普遍的な愛から遠ざかり、物質や人への依存で愛を満たそうとします。
貪り、手に入れたものに執着します。そして、そのものを失うのではないかと恐れを持ち始めます。


私たちは無知故に煩悩の影響を受け、エゴのつくりあげた思いに惑わされ「永遠の愛」を見失います。


結婚、妊娠、出産とお祝いごとが続きます。
しかし、出産後2日から眠れぬ夜が続きます。幸せは何処にいったのかと多くの母は後悔します。
ほんの1日前は、しあわせいっぱいであったのに。


この世で起こるほとんどの事柄は、しあわせの次に苦痛が訪れるように思います。
その時、「思いは原因。その原因は種のようなもので結果が現れ実を結びます」
寂しいから誰かに依存をすれば、誰かを失う不安が日々の思いに苦痛を与えます。
しかし、最初の「寂しい思い」が原因です。
そして、結局は依存に心が執着して悩まされるのです。


赤ちゃんが欲しいと医者通いをして妊娠、喜びの日々が訪れることでしょう。
しかし、流産はしないか赤ちゃんは無事に生まれるだろうか、
やっと授かった命だからと守りに入り、赤ちゃんの尊い存在を受けとめるどころか心配がつのります。


無事に産まれたら、今度はいい児に育てようと過剰な思いに振りまわされる。
過干渉、心配症、すべては母の思いが中心で児が中心ではない状況になっている。


子育ても日常生活もすべて同じ、
心がつくる幻は、時にはしあわせを感じ、時には不幸を感じるのです。
しあわせも苦しみも感じている心が原因です。
同じです。
この原理を知ることで「永遠の愛」に気づきます。


母子愛着形成

2011-03-09 22:39:57 | いるかこもれび助産院
3月8日(火)東大阪市保育士さんの集まりは充実した研修会になりました。

私たちは、できるだけ早い時期に母子に関わることが不幸な事件から母子を守ることになると信じています。
それは、妊娠時期から新生児、1・2ヶ月が最適なケア時期と考えています。
そのような意味も踏まえ皆さんにお伝えしました。
そして、後半は「ベビーヒーリングタッチ」をご一緒しました。

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「ベビーヒーリングタッチ」名付けた理由
それは、マッサージをすることだけが目的ではなく、
母と子が寄り添い、本来、すでに双方の内に存在する「慈愛」に目ざめ、
双方に自立した生涯を過ごしていただく切っ掛けになることを願っていることを伝えました。


新生児のなで方や1・2ヶ月児のなで方・3ヶ月からのなで方、ハイハイ、つたい歩きの子どもたちのなで方。


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小阪産病院様よりお借りした「沐浴人形」で参加くださった皆さんはていねいにベビーヒーリングタッチに励まれています。

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私たちは
ベビーヒーリングタッチを通して、母子愛着形成が上手くいっているか確認できます。
上手くいっていない場合は赤ちゃんの発達が遅れ気味になります。
母の心が児に繁栄されることを、この時、感じることができます。


先日掲載した「五蔵説」によると、
不完全な愛着形成は想念体に存在する過去の記憶があらゆる心模様をかもしだし、その心配が母の心を閉ざします。
このことが原因(育児放棄=ネグレクト)で発達に支障が出ます。これは極自然なことです。
ですから、
シンプルになでる行為が母の愛を目ざめさします。
そしてその時、児は安心の境地を獲得するのです。


熱心にご一緒くださりありがとうございました。
このような機会をいただいたことに感謝いたします。


早い時期から母子に寄り添う、産科医や助産師さん、保育士さん達が愛ある行為をしてくださることを願います。



保育士さんに感謝

2011-03-08 21:25:01 | いるかこもれび助産院
本日は東大阪市保育士の皆さんの集まりに寄せていただきました。


40人くらい集まってくださいました。
テーマは「母子愛着形成の重要性について」
~支援者に今必要なこと~


人は子育てを特別なものとしてあつかいますが
毎日の食事の支度、掃除、洗濯、身支度や仕事など何も変わらないことです。
お母さん達は子育てに悩みすぎです・・・実は子が見られていないだけです。
いい訳をしない・・・人として何故産まれたかを知るべきです。
(それは児のことだけでなく自分自身も含めてです)何故この子を産んだのかも。
日々の些細なことに心を奪われては・・・正しく児の動きがみえていません。


子育ては、頑張ったり我慢したりすることではありません。ともに生きることです。
優劣はありません。
児を信じること・・児は原因を持って、あなたを選んで来たことを自覚することです。
二人目、三人目何ら関係ないことです・・・どの児もひとりの人として平等なる存在です。
新生児には新生児として、二歳児は二歳児として寄り添うことです。
母自身が「諦めることです・・・何故諦めなければいけないか原因を明らかにすることです」


支援していくものとして心掛けなくてはいけないことは。
お母さん達に誤魔化しや気分転換を教えないことです。
産んだことの意味をしっかり考え覚悟してもらえるようにサポートすることです。
サポートは人によって異なります・・・ケースバイケースです。
ありきたりの言葉かけは誤魔化しになるので気をつけなければなりません。
私たちは、真剣に考えることを、その事実は誰が作ったかを自覚するようサポートします。
このようにサポートするために何を学ぶ必要があるかをご一緒しました。


前半は
皆さんの疲れをとっていただくために
ラージャ・ヨーガのアーサナを体験していただきました。
ゆっくり目にシャヴァ・アーサナを十分取っていただき(なかなか好評でした!!!)
身体を動かすことで呼吸が調い心も静まったようです・・・ほんとにいい感じです。

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テーマと何の関係があるのかと???思われた方もいたようですが・・・良かったと言う声。
アーサナの体験が理屈を超えて、「本当の自己」で穏やかさを感じていただいたと思います。


その後
古い(紀元前)インドに伝わる「五蔵説」のお話をさせていただきました。


食物によって支えられている肉体(食物鞘)
肉体を内側から支えているプラーナ体(生命体エネルギー・気)肉体に動きを与えている。
想念体(思い、過去の記憶)がプラーナを動かしています。
知識(知識体)が存在していて想念を支えています。
その奥に福楽体という、皆が幸福に楽しく暮らしたいと願い続けています。


これら五つの鞘は「無知」によって影響を受けるので、正しい知識を学ぶことが大事です。
「思いは原因。その原因は種のようなもので結果が現れ実を結びます」
だから身に起こる出来事は自業自得!
私たちはこの意味を理解しておくと新たな苦痛を生まないですみます。
そして今までの負の記憶を消すことができます。
その結果「本当の自己」の存在を体得します・・・ハートと関係します。


母子の愛着形成!!!


この五蔵説からも理解できるように、
正しくない知識が過去の記憶である想念を支え、プラーナを動かし肉体に影響するのです。
すべては
思い(想念)を理解しない限り、色々な問題点は解決することはできない。
新しい方法を学ぶことよりもシンプルな心と身体のメカニズムを理解することが大事です。


この大切な事柄を理解したのち、方法を取り入れていくことは大切といえます。


母子と関わる私たちは


「母子が悪いのではない」ということを理解しておくことです。
母の行為は過去の記憶から発しており永遠でないものです(エゴ)。
エゴは本来の私ではないのだから・・・捨てればいいのです!


すべては「平等で尊い存在である」
そして、「本当の自己」は皆同じで、五つの鞘のさらに深いところに存在します。
ともに、他者の「本当の自己」のみを感じることです。


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次回は愛着形成に必要な「ベビーヒーリングタッチ」を後半に行いましたのでお知らせします。





自我は3歳から現れる

2011-03-06 18:35:03 | いるかこもれび助産院
子どもは、産まれる前から原因(遺伝的要素・カルマ)を持って生まれてきます。                

「よりよく生きるため」に、そしてその原因を解決していくために生きるのです。


ですから、原因を果たしやすい環境を選んで親のところに来ます。
あなたは児に選ばれたのです・・・お母さんとして児を向かえてあげてください。


育つ環境は後天的に子どもに影響を与えます。
そして親や養育者から新たなカルマ(苦痛の原因・しあわせな原因)を再生されます。


3歳から、原因は意識化され子どもが表現します。本当の自我の目覚めです。


それまでの子どもは、発育・成長は機能的に自己表現できない時期です。
しかし、心は充分感受性を持っているので、胎児であっても親や関係者からの影響を受け取ります。
ですから、いい意味でこの時期の環境設定を(胎教)といいます。
この時期は、子どもの行為を束縛することなく、穏やかに見守ることが大事です。
児は、自由の中に「慈愛」を受けとめ、
さらに、生きとし生けるものを愛し友愛を感じていくでしょう。
(一生の愛を獲得して、原因を実践し行為しながら解消していく過程で、豊かに生きることができます)



胎教と言われる時期は


思いが正しいこと。・・・体も慈しみます。食事も気をつけることでしょう。
妊娠中は多くの知識よりもシンプルな仕組み(児は原因を果たしやすい環境と信じ、あなたを母として選んで誕生するということ)を自覚しておくことです。
とても重要なことと感じ体感しておくことが、いいお産への準備だと思えるのです。


だから子育ては・・・!!!
ひとりの人として誠実に育てていくことが大事です。


誠実さの基準がいります。親たちは考えて見ましょう


基準は


「すべては平等なる尊い存在である」こと。


生きとし生けるものは皆平等です。
だけど人間だけが真実を学びそれを実現することができます。
だからといって、人間は虫より優れているわけではありません。
すべての生き物は関わり合い共生しているのです。
ですから、調和と愛を以て接しなければなりません。
すべてが愛のあらわれだからです。
木も、太陽の光も、動物も、建物も道も私たちすべてがそうなのです。



この基準を元に見守り育んでください。