企業は環境適応業とも言われたりしますが、ピンチになったときは逆にそれを利用するくらいの発想が必要なのでしょう。
おはようございます！経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三（フジタ マサカズ）です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「電子雑誌普及への課題は 回し読みあり方議論を」
・デジタルコンテンツというと、課題はもっぱら違法コピー対策。
・現在は購入読者以外の閲覧に制限を設けるなどコミュニティー育成に逆行している。
・紙の雑誌の場合、たとえ発行部数が10万部でも職場や家庭などで回し読みすることでその何倍もの人が雑誌の中身を共有している。電子雑誌の場合は著作権の問題のため、コピーして友人らと共有することができないケースが多い。
・デジタルならこの記事についてはコピーは3度までといった設定が自由自在。記事をメールなどで友人らに転送する際は広告が一緒に送られるといったビジネスモデルがあっていい。
（引用：2010/09/29 日経MJより）
とのことです。
大きな環境の変化や世の中のニーズから来る流れには、なかなか逆らえないものです。
なんでもかんでもというわけではありませんが、流れに逆らうのではなく、流れに乗ってしまうことを考えた方が前向きかもしれませんね。
記事のように、違法コピーをさせないことを考えるより、友人などに転送してもらうことを前提にして新たなビジネスを創造したり、利用することを考える。
ピンチがきたら、それを防ごうとするだけでなく、逆に利用する方法を常に考えるようにすれば案外打ち手が見えてくるかもしれません。
さあ、あなたのビジネスでも、見方を変えればピンチがチャンスにならないでしょうか？
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