リニューアルにはリニューアルで、というわけではないですが、早めに手を打って相手のインパクトを薄めてしまうことは大切でしょう。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「ラオックス、松坂屋に出店 家電+百貨店で利便性」
・ラオックスは11月20日、松坂屋銀座店に出店する。
・販売不振に悩む百貨店にとってもラオックスの誘致は集客力の底上げに繋がる。
・松坂屋銀座店では「(大規模増床した三越銀座店など)銀座地区の他の百貨店との差異化になる」としている。
(引用:2010/10/18 日経MJより)
とのことです。
ラオックスの方は、銀座に集まる訪日外国人の取り込みで、百貨店への入居は販促費用の削減に繋がると判断し、今後他のエリアでも百貨店への出店を検討しているとのことです。
先日の三越銀座店の増床のインパクトを打ち消すためにも、松坂屋のリニューアルはやっておいた方が良いでしょう。
それも今までになかった家電量販店の入居というのは、百貨店同士の同質競争を回避するのには面白い試みではないかと思います。
先にリニューアルした方は、工事期間中の休業分売上ダウンをこれから取り返していくことを期待しているところ。
そこへ早めに手を打って、リニューアルをぶつけてくるのは松坂屋も頑張っていると思います。
私も銀座の松坂屋には数えるほどしか入ったことがなかったのですが、家電量販店があれば気軽に立ち寄ってみることもできそうですし、今後少し客層が広がるかも知れませんね。
さあ、あなたのビジネスでも、相手の行動に、早めに手を打っていらっしゃいますか?
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