日本製、国内産と聞けば、日本人ならやはり安全安心・高品質というイメージは持っているのでしょうね。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「外食各社 国産食材、使用意欲一段と」
・幸楽苑は現在、中国産を使用している「にんにく」を国産にかえる検討を始めた。
・中国産のニンニクが高騰し、日本産との価格差が縮まっていることを背景に消費者に「安心・安全」を訴えたい考え。
・ペッパーフードサービスはとんかつ店で使う豚肉を国産に切り替え始めた。
・ロイヤルホールディングスも「ロイヤルホスト」で国産食材の使用を積極的に進めている。
(引用:2010/10/05 日経MJより)
とのことです。
お客様が店を選ぶ理由はさまざまです。
当然、低価格にひかれて来店するお客様は相当な数になるでしょうが、それにあまり惑わされないようにしたいものです。
現在においては、すっかり海外産、海外生産の商品が溢れて、それが当たり前になっています。海外生産とはいえ、日本の会社がきちんと管理指導しているのだからという安心感はあるのでしょう。
そんな現状だからこそ、原点にかえって「純日本産」「純日本製」というのはより一層の価値を感じる人達がいるのではないでしょうか。
海外生産による経営の合理化やコスト削減効果が一巡し、今度は消費市場として見方を変え、あらたに生産に適した国を模索するようないろいろな動きがあって良いと思います。
そんな中純粋な「メイドインジャパン」を見直してみてはと感じさせられます。
また記事によると、リンガーハットは野菜を昨秋までに、めんに使用する小麦は今年2月までにすべて国産に切り替えたそうです。
それを店内のPOP広告で国産をうたったところ、外食各社が苦戦する中で、昨年12月から今年8月まで既存店売上高は前年同月を上回っているとのことです。
人はさまざまな価値観を持っています。自社の価値観を認めていただけるお客様を獲得したいものですね。
さあ、あなたのビジネスでも、メイドインジャパンを見直してみませんか?
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