覚醒剤空港ルート急増、多数の運び屋が小分けで(読売新聞) - goo ニュース
関西、成田両空港で2010年1~10月に摘発された密輸入の覚醒剤の押収量が計204キロに上り、過去最悪になっている。
かつては100キロ単位でコンテナ船で入ってくることもあったが、最近は密売組織に雇われた多数の運び屋が、数キロ単位に分けて航空機の手荷物で持ち込む手口が目立ち、摘発を難しくしている。
昨年10月22日夕、関西空港手荷物検査場で、税関職員がトルコから帰国した日本人の20歳と19歳の女2人を呼び止めて調べたところ、スーツケースから、それぞれ5袋と4袋の覚醒剤が見つかった。2人は、覚醒剤取締法違反(営利目的密輸)の容疑で緊急逮捕、その後起訴された。
2人は、日本人の男(24)(起訴)に指示され、トルコに1日滞在し、覚醒剤を持ち帰ったという。
この手口は、多数の小さな弾丸を同時に発射する散弾銃になぞらえ、「ショットガン」と呼ばれる。こうした形の覚醒剤密輸が増え、空港での摘発は昨年1~10月、成田で175キロ(66件)、関空で29キロ(16件)。両空港とも開港以来最悪だ。
運び屋が覚せい剤を運んでいるかどうか知らないまま、運ぶような手口が増加すれば摘発は困難になる可能性が高いと思われ、覚せい剤の密輸を防ぐのはこれでは無理なように思われます。
関西、成田両空港で2010年1~10月に摘発された密輸入の覚醒剤の押収量が計204キロに上り、過去最悪になっている。
かつては100キロ単位でコンテナ船で入ってくることもあったが、最近は密売組織に雇われた多数の運び屋が、数キロ単位に分けて航空機の手荷物で持ち込む手口が目立ち、摘発を難しくしている。
昨年10月22日夕、関西空港手荷物検査場で、税関職員がトルコから帰国した日本人の20歳と19歳の女2人を呼び止めて調べたところ、スーツケースから、それぞれ5袋と4袋の覚醒剤が見つかった。2人は、覚醒剤取締法違反(営利目的密輸)の容疑で緊急逮捕、その後起訴された。
2人は、日本人の男(24)(起訴)に指示され、トルコに1日滞在し、覚醒剤を持ち帰ったという。
この手口は、多数の小さな弾丸を同時に発射する散弾銃になぞらえ、「ショットガン」と呼ばれる。こうした形の覚醒剤密輸が増え、空港での摘発は昨年1~10月、成田で175キロ(66件)、関空で29キロ(16件)。両空港とも開港以来最悪だ。
運び屋が覚せい剤を運んでいるかどうか知らないまま、運ぶような手口が増加すれば摘発は困難になる可能性が高いと思われ、覚せい剤の密輸を防ぐのはこれでは無理なように思われます。