風まかせ

ふと思ったこと、ちょっと気がついたことを気ままに

ネット上の「住所」枯渇=従来利用者は当面影響なし

2011-02-05 16:15:13 | Weblog
ネット上の「住所」枯渇=従来利用者は当面影響なし(時事通信) - goo ニュース

 インターネット上におけるパソコンなど端末ごとの「住所」を示すIP(インターネット・プロトコル)アドレスがアジア地域で3~6カ月後に枯渇する見通しだ。中国やインドなど新興国でネット利用者が増え、スマートフォン(多機能携帯電話)やIP技術を使った電話サービスが急速に普及していることが要因だ。ただ、現在のネット利用者には当面、特に影響はなさそうだ。

 現在利用されている「IPv4」という規格では、IPアドレスは「×××.×××.×.×」と、4群の数字で表されている。このアドレスは約43億個あるが、IPアドレスを集中管理している非営利国際団体が3日、最後に残っていたアドレスの配分を完了したと発表した。今後、テレビなどあらゆる家電製品にネット接続機能が付加される見通しだが、IPアドレスが枯渇すると、こうした家電への割り当てができなくなるだけではなく、一般利用者によるネット接続の新規契約が結べなくなる恐れもある。

 ただ、インターネット接続サービス最大手「OCN」を運営するNTTコミュニケーションズ(東京)によれば、多くのサービス会社がアドレス枯渇を見越し、ある程度の在庫を確保しているという。また、アドレスの数字列を8群に増やした上で、アルファベットも組み合わせて、天文学的なアドレス数が確保できる次世代規格「IPv6」のサービスも、既に始まっている。

 将来の問題としては、「IPv4」しか使えないパソコン用基本ソフト(OS)では「IPv6」を使ったサイトは閲覧できないことが挙げられる。気掛かりなユーザーはOSを最新のものに変更しておけば安心だ。ただ、「IPv4とIPv6は今後10年から数十年、併存し、ウェブサイトも両方の技術に対応するとみられる」(NTTコム広報室)ため、当面は不都合は生じないとみられる。 

インターネットの普及はついにここまで来たようで、5月までには現在の方式のアドレスがアジア地域では枯渇するようです。