韓国人、収入アップへ中国語習得 日本語熱すっかり冷め…(産経新聞) - goo ニュース
目標を決めると一気呵成(かせい)、猪突(ちょとつ)猛進で突っ走る韓国人。学歴を重視する競争社会とも相まって、外国語習得熱はすさまじい。第1外国語である英語は言うまでもなく、第2外国語がどれほどできるかが就職、ひいては収入に大きく影響すると考えられているからだ。
そんな韓国で中国語が大ブームだ。日本に追いつけ、追い越せで突き進んできた韓国では、第2外国語としては日本語の人気が高かった。しかし、中国の経済力が上昇して商売相手としての関心が高まると、中国語学習者数もそれに比例して増えてきた。
中国語学習者が急速に増えたのは2002年ごろだ。
韓国政府がまとめた、留学と研修(語学を含む)を目的とした韓国人の日本への出国者数は00年が1万555人。01年と02年は1万1千人台に達したが、03年と04年は1万1千人台を割り込んだ。
一方、同じ目的での中国への出国者数は01年には、8618人だったが、02年には約6千人増の1万4094人。05年には、1万6865人と4年間にほぼ倍増した。06年以降のデータはまだ集計されていないが、韓国政府関係者によると、02年に中国への出国者数が日本を逆転して以降、現在もその傾向が続いているという。
韓国で中国語ブームに火がついた02年前後、日本と韓国、そして中国の間に何があったのだろうか。
韓国関税庁の統計によると、韓国の対中輸出は件数、金額ともに01年に日本を上回った。韓国経済における中国の存在感が広く国民に認識されだしたのが02年だった、というわけだ。
第2外国語の優先順位が変わった背景には、商売相手としての重要性の変化を敏感に感じ取って即、実行する韓国人の気質があったのだ。
中国語ブームは低年齢化している。1月17日付の韓国紙「朝鮮日報」は中国語で教育を行う幼稚園の盛況ぶりを伝えた。
英語と中国語の比重が4対6で逆転した幼稚園もあるという。
幼児教育の現場では、第2外国語どころか第1外国語の地位も奪う勢いだ。韓国での中国の影響力拡大は経済から文化にもおよび、子供たちが社会に出る約20年後には、韓国はのみ込まれているかもしれない。
語学ブームはどの国が対外的に重要かを見るのに面白い指標のようです。
日本の地位の低下がここにも表れているようです。
目標を決めると一気呵成(かせい)、猪突(ちょとつ)猛進で突っ走る韓国人。学歴を重視する競争社会とも相まって、外国語習得熱はすさまじい。第1外国語である英語は言うまでもなく、第2外国語がどれほどできるかが就職、ひいては収入に大きく影響すると考えられているからだ。
そんな韓国で中国語が大ブームだ。日本に追いつけ、追い越せで突き進んできた韓国では、第2外国語としては日本語の人気が高かった。しかし、中国の経済力が上昇して商売相手としての関心が高まると、中国語学習者数もそれに比例して増えてきた。
中国語学習者が急速に増えたのは2002年ごろだ。
韓国政府がまとめた、留学と研修(語学を含む)を目的とした韓国人の日本への出国者数は00年が1万555人。01年と02年は1万1千人台に達したが、03年と04年は1万1千人台を割り込んだ。
一方、同じ目的での中国への出国者数は01年には、8618人だったが、02年には約6千人増の1万4094人。05年には、1万6865人と4年間にほぼ倍増した。06年以降のデータはまだ集計されていないが、韓国政府関係者によると、02年に中国への出国者数が日本を逆転して以降、現在もその傾向が続いているという。
韓国で中国語ブームに火がついた02年前後、日本と韓国、そして中国の間に何があったのだろうか。
韓国関税庁の統計によると、韓国の対中輸出は件数、金額ともに01年に日本を上回った。韓国経済における中国の存在感が広く国民に認識されだしたのが02年だった、というわけだ。
第2外国語の優先順位が変わった背景には、商売相手としての重要性の変化を敏感に感じ取って即、実行する韓国人の気質があったのだ。
中国語ブームは低年齢化している。1月17日付の韓国紙「朝鮮日報」は中国語で教育を行う幼稚園の盛況ぶりを伝えた。
英語と中国語の比重が4対6で逆転した幼稚園もあるという。
幼児教育の現場では、第2外国語どころか第1外国語の地位も奪う勢いだ。韓国での中国の影響力拡大は経済から文化にもおよび、子供たちが社会に出る約20年後には、韓国はのみ込まれているかもしれない。
語学ブームはどの国が対外的に重要かを見るのに面白い指標のようです。
日本の地位の低下がここにも表れているようです。