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幻冬舎のMBOは成立へ、上場廃止は3月16日

2011-02-15 17:24:20 | Weblog
幻冬舎のMBOは成立へ、上場廃止は3月16日(トムソンロイター) - goo ニュース

 幻冬舎<7843.OS>は15日、臨時株主総会でMBO(経営陣が参画する自社買収)に必要な種類株式発行などに向けた議案が可決されたと発表した。

 幻冬舎の議決権を大量に保有する立花証券は総会を欠席し、議決権を行使しなかった。信用取引で一時、幻冬舎の株式を大量に保有したケイマン籍のファンド、イザベル・リミテッドは代理人弁護士が出席し反対票を投じた。

 定款変更が承認されたことで、MBOは成立することとなり、幻冬舎の株式は3月16日付で上場廃止になる予定。

 見城徹社長は15日の臨時株主総会終了後、記者団に対し、「(MBOが成立することになり)大変嬉しい」と述べたうえで、一時、イザベルによる買い増しが進んだことについて「相当困惑した。どうしようという時期はあった」と語った。

 見城社長によると、イザベルの幻冬舎保有株は、現在わずか300株。今後、イザベルがTOB価格(24万8300円)より高い水準で買い取り請求してきた場合は「粛々と対応する」と述べた。総会で反対票を投じたイザベルは「(TOB)価格に不満だったと理解している」(見城社長)という。総会前に2度の面談をし、「37─38万円で買い取って欲しい。議決権プレミアムを付けて考えて欲しいと言っていた」(同)が、見城社長はTOB価格以外で買い取るつもりはないと説明したことを明らかにした。

企業防衛の手段として株式の上場廃止はよいやり方かどうかは疑問が残ります。