中国で拡大する「赤ん坊市場」の闇(ニューズウィーク日本版) - goo ニュース
中国が赤ん坊の売買組織摘発に乗り出した。先週の人民日報電子版によると、山東省鄒城の警察は先月、両親によって売られた乳児17人を発見し、13人を養護施設に保護した。
乳児を売っていたのは「主に四川省の貧困地域出身の出稼ぎ労働者夫婦だ。夫は仕事、妻は赤ん坊を売って稼いでいた」と、鄒城市警察のは言う。
中国では、子供のいない夫婦は誰からでも養子を取ることができる。ところが一人っ子政策による男児の「高需要」が闇市場を拡大させていると、学識者は指摘する。男児の値段は5万元(約62万円)にもなるが、女児は3万元(約37万円)程度だ。
買い手の多くは子供か使用人が欲しい家庭とされる。だが問題は子供の売買だけではない。米国務省によれば、中国はあらゆる年齢の人々があらゆる目的(奴隷労働や性産業など)で人身売買される取引の中心地となっている。
赤ん坊の売買に関しては7月の取り締まり強化以来、これまでに89人が救出され、容疑者369人が逮捕された。今後は、人身売買撲滅のための最低限の国際基準の徹底が必要だろう。
まだ、世界には人身売買を行っている事例があるようです。
これを無くすには行政の取り締まりだけでは難しいようです。
モラルの向上策の検討や、人身売買が必要無くなる環境整備が必要と思います。
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中国が赤ん坊の売買組織摘発に乗り出した。先週の人民日報電子版によると、山東省鄒城の警察は先月、両親によって売られた乳児17人を発見し、13人を養護施設に保護した。
乳児を売っていたのは「主に四川省の貧困地域出身の出稼ぎ労働者夫婦だ。夫は仕事、妻は赤ん坊を売って稼いでいた」と、鄒城市警察のは言う。
中国では、子供のいない夫婦は誰からでも養子を取ることができる。ところが一人っ子政策による男児の「高需要」が闇市場を拡大させていると、学識者は指摘する。男児の値段は5万元(約62万円)にもなるが、女児は3万元(約37万円)程度だ。
買い手の多くは子供か使用人が欲しい家庭とされる。だが問題は子供の売買だけではない。米国務省によれば、中国はあらゆる年齢の人々があらゆる目的(奴隷労働や性産業など)で人身売買される取引の中心地となっている。
赤ん坊の売買に関しては7月の取り締まり強化以来、これまでに89人が救出され、容疑者369人が逮捕された。今後は、人身売買撲滅のための最低限の国際基準の徹底が必要だろう。
まだ、世界には人身売買を行っている事例があるようです。
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