日本のモノづくり、印で評価 筑波大名誉教授に国民勲章(産経新聞) - goo ニュース
日本の経営手法をインド人経営幹部に伝授し、製造業強化につながるリーダーの育成に貢献したとして、インド政府は22日、司馬正次筑波大名誉教授(79)に、インドで4番目に高位の国民勲章「パドマ・シュリ」を授与した。司馬さんは、「日本のモノづくりに対する強い信頼のメッセージ。日本人として、モノづくりのノウハウを伝える者として、これほどありがたいことはありません」と喜びを記者団に語った。
司馬さんは大統領官邸での授賞式典で、パティル大統領から直接メダルと表彰状を授与された。
司馬さんは、国際協力機構(JICA)を通じて日本が2007年から支援している「製造業経営幹部育成支援(VLFM)」のチーフアドバイザーを務める。話を聞く態度や、礼儀作法など人づくりから始まる養成手法は厳しい。だが、これまで418人の修了者を輩出し、高い評価を得ている。
インドについて司馬さんは、「『質が悪い』『清潔じゃない』などと、悪いことでも指摘してくださいという姿勢の国だから改善できる。先生を大切にし、学んだ知識を大事にする姿勢がある」と評価する。
ニューデリーやムンバイなどで行われるVLFMの授業のために年間10回近く足を運ぶ。昨年4月には母親の訃報に接したが、予定を短縮せずに責任を果たして帰国した。地元紙は、司馬さんの責任感と誠実さをたたえる記事を掲載した。
ハンガリーや米国でも国家産業の発展に貢献した司馬さん。今後活動する国はどこかと聞くと、「必要があればどこの金魚鉢にも飛び込むつもり。行き先は神様が決めるだけ」と語る。だが、最近は日本のことが気になる。「インドのように国のために行動する人が欲しい。そういう人をつくり出さないといけない」
お金や物だけでなく、人と人とのつながりが、国際理解にはとても重要なことですよね。

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日本の経営手法をインド人経営幹部に伝授し、製造業強化につながるリーダーの育成に貢献したとして、インド政府は22日、司馬正次筑波大名誉教授(79)に、インドで4番目に高位の国民勲章「パドマ・シュリ」を授与した。司馬さんは、「日本のモノづくりに対する強い信頼のメッセージ。日本人として、モノづくりのノウハウを伝える者として、これほどありがたいことはありません」と喜びを記者団に語った。
司馬さんは大統領官邸での授賞式典で、パティル大統領から直接メダルと表彰状を授与された。
司馬さんは、国際協力機構(JICA)を通じて日本が2007年から支援している「製造業経営幹部育成支援(VLFM)」のチーフアドバイザーを務める。話を聞く態度や、礼儀作法など人づくりから始まる養成手法は厳しい。だが、これまで418人の修了者を輩出し、高い評価を得ている。
インドについて司馬さんは、「『質が悪い』『清潔じゃない』などと、悪いことでも指摘してくださいという姿勢の国だから改善できる。先生を大切にし、学んだ知識を大事にする姿勢がある」と評価する。
ニューデリーやムンバイなどで行われるVLFMの授業のために年間10回近く足を運ぶ。昨年4月には母親の訃報に接したが、予定を短縮せずに責任を果たして帰国した。地元紙は、司馬さんの責任感と誠実さをたたえる記事を掲載した。
ハンガリーや米国でも国家産業の発展に貢献した司馬さん。今後活動する国はどこかと聞くと、「必要があればどこの金魚鉢にも飛び込むつもり。行き先は神様が決めるだけ」と語る。だが、最近は日本のことが気になる。「インドのように国のために行動する人が欲しい。そういう人をつくり出さないといけない」
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