Mrs.ベリーのVeryな一日

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ありふれた生活

2005年09月10日 20時43分17秒 | ベリーの感想文(本・映画)
三谷幸喜のありふれた生活

朝日新聞社

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天気  秋雨前線通過中ときどき


三谷幸喜 著:ありふれた生活
を読みました。

6月頃読んだ、“気まずい二人”に比べると、
面白さは30%減という感じでしたが
三谷幸喜の個性は、十分に炸裂したエッセイでした。
2000年から新聞に連載されていて、2002年時点で
連載中とありました。
その当時手がけていた、映画や舞台のことを絡めながらの日記風で、
1タイトル2ページ半くらいで、大変読みやすかったです。

私、三谷幸喜の浮世離れした感覚が大好きです。
奥様の小林聡美もすごく好きで、ファンなのですが
作者はその小林聡美のことを、心から尊敬し、尊重し、
愛してやまないのだなという事が
文中ヒシヒシと感じられます。
「嫌われないように必死だ」と、もろに書いているほどです(笑)
私、仲良し夫婦見てると、自分まで幸せになるので
読んだ後、ホッと幸せな気分になれました。
三谷幸喜のなりの“ありふれた生活”のなかで
妻への深い愛情が感じられる一冊です。