Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

朝からHappy!金メダル☆

2006年02月24日 09時52分39秒 | ベリー・Happy(ヨカッタ探し)
朝5時から見てました。
荒川選手、金メダルおめでとうございます。
すごい、演技でしたね。

           

すごいと思うと同時に、この人の持つ強運を感じました。
対戦した2人の女王達の相次ぐ失敗。
この一日に、ベストの体調と精神力を持ってくる事の難しさを
感じましたね。
強運と言えども、実力の上に成る運です。
ですから、実力が運を引き寄せるのですね。


審判競技の世界を垣間見た事があるだけに、ベストを出してもなお
評価をされなかった、村主選手の悔しさは、心が痛みました。
レベルは全く低くて比べられませんが、国体の時、
インターハイにも出場できなかったチームが、
開催地の関係で余裕の優勝をしたときには、
あまりのいい加減さに、笑いが出たほどでした。
これからも、スケートを続けてゆくと言っていたので、頑張って欲しいですね。


今日は一日金メダル騒ぎだね、ほんとお疲れ様でした。


この本が、世界に存在することに

2006年02月24日 09時31分43秒 | ベリーの感想文(本・映画)
この本が、世界に存在することに

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天気   春になった?


角田光代 著 : この本が、世界に存在することに
を読みました。


本をテーマにした9つのお話が入った短編集。
装丁が、青空に黄色の本が投げ上げられている表紙で
私好みです。


さあ、9つのお話の中で一番好きだったのは
“だれか” と言う作品。
旅先の、ひなびたタイのビーチで、マラリアにかかり小屋で
寝込む主人公(女性)は、本棚に日本人作家の本を見つけます
星新一と村上龍そして、片岡義男の3冊。
その中の片岡義男の本を手に取り、そして
「どーして、ここで片岡義男なの?」と思うと同時に
その本だけが知っている、その本をそのビーチに運んだ
人間の事を想像しはじめます。


また、“旅する本”は、東京で古本屋に売った本を
4年後ポカラで見つけ、カトマンズで売り、
その10年後、アイルランドの学生街の古本屋で出会う。
まさに旅する本で、海外を旅していると
本当にありそうな、お話でした。


どれも、本をめぐって語られるお話ですが
登場人物たちは、皆一様に読書が好きと言うわけではなく
全く本を読まない人もでてきます。
しかし、その一冊の本が存在した事によって
変わってゆく、違ってくる運命を、書いてある本でした。
本がスキな人も、そうでない人も読んでみると
一冊の本が違って見えてくるかもしれない、物語でした。