天気 暑さはあと一週間の辛抱だ
今週から始まった朝のNHKドラマ、「ちりとてちん」にはまっています。
物語は’82年にある一家が若狭に引っ越してくるところから始まります。
ヒロイン喜代美は、転校先の新しい学校で、上手くいかないことばかり
そんな喜代美を暖かく見守るのは、父をなかなか許すことができない
父のおじいちゃん。おじいちゃんは塗箸の工房でいつも落語を聞いています。
さえない毎日の中で、喜代美を笑わせてくれるものは
おじいちゃんと聞く、落語のテープでした。
今週始まったばかりの、このドラマ。
ヒロインの子役が、それは大そう可愛らしくて芝居が上手!!
その可愛い子役に、これまた米倉斉加年演じるおじいちゃんが
小さな女の子を、宝物のように愛しんで
珠玉の名言を残します。
なんと、この素晴らしいおじいちゃんは、本日あの世に旅立ってしまって
今後は回想シーンでのみの、登場となるのでしょうが、
始まって数日で、なんと3度も涙ぐんでしまった、おじいちゃんの
ありがたいお言葉を、私も胸にしまっておこうと思います。
そのほか、このドラマの見どころは、今までのヒロイン像とは違うところ。
朝ドラヒロインと言えば、「元気・前向き・みんなのリーダー!!!」
というイメージで、ネガティブなものに決して屈しない、不屈なイメージ
ですが、今回はちょっと路線を変えて、ヒロインは子役の頃からすでに
ネガティブです(笑)、すべてを手にしている友人を恨めしく思う自分を
嫌いだと、すでに小学生の頃から悩んでいるのです。
優しいおじいちゃんからもらった、美しい力強い応援の言葉を胸に
ヒロインが少しづつ自分を発見し、好きになってゆくのが楽しみです。
強面のお父さん(松重豊)や、もと芸者という役どころの凛と素敵な
おばあちゃん(江波杏子)も、面白かっこよく最高で
お母さん役はどうなんだ?と、私が勝手に案じていた和久井映見も
可愛らしく、素敵な母親を好演しています。
毎朝の楽しみが出来ました~~~