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プロムナード |
| 道尾 秀介 | |
| ポプラ社 |
道尾秀介 著 ： プロムナード
を読みました。
新聞や雑誌に掲載された、エッセイをまとめた本。
仕事について、それまでの自分について、そして
特別付録として、著者が１７歳のころに初めて描いた、
ウサギが主人公の絵本と、
１９歳の時に書いた、短い戯曲が
収めらた、ボリューム満点の一冊。
初めての作家は、まずエッセイから。
ということで、道尾秀介もまずはエッセイを読みました。
大学を出て、８年のサラリーマン生活の後、
作家の道を歩き始めたという経歴。
サラリーマン時代、エネルギーのすべてを
サボりに費やしていたころ、
一冊の古本との出会い、作家として生きてゆくことを
決心し、一心不乱に書いていたというエピソードがありました。
きっかけは、どこにあるかわからないんだな～と思いました。
そして、「遊びを仕事にした。」
「楽しいことしてお金をもらってる。」
「自分が読みたい本を書いている。」と、
必死感を微塵も見せない著者ですが、
優雅なスワンのように、見えないところでは
すんごい努力しているんだろうな～。とも思いました。