Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

ドストエフスキーと59の旅

2011年08月21日 17時20分23秒 | ベリーの感想文(本・映画)
ドストエフスキーとの59の旅
亀山 郁夫
日本経済新聞出版社

天気            の涼しい日




カラマーゾフの兄弟の訳で、その名を知らしめた亀山郁夫が語る
ドストエフスキーの世界。
いろんな時代や場所で、感じ、思った、ドストエフスキー感を
綴ったエッセイ集。


去年の夏、ひと夏かけてやっと読み切った、ドストエフスキーの“罪と罰”。
「なんだか暗い物語だなぁ~。」という、
極浅な感想しか抱けなかったベリーですが、
ロシヤ大統領から、勲章をいただくほどの研究者が読む
“罪と罰”は、私が読んだ同じ物語とは思えないほど、
深く、意味深な物語でした。
13歳の夏、ドストエフスキーに出合って、打ち震えるほど感動した著者ですが、
41歳になっても、それほどピンとこない私って・・・・・。と、
凡人と非凡人の差を、リアルに感じた一冊でした。