![]() |
永遠の0 (講談社文庫) |
百田 尚樹 | |
講談社 |
百田尚樹 著 : 永遠の0
を、読みました。
太平洋戦争のあの時代。
妻との、「絶対生きて帰る。」という約束を守るため
死にたくないと公言した宮部
神がかった、零戦の操縦技術と戦闘技術を持つのに
物静かで、部下に丁寧な敬語で接する知性を持った男。
始終、生き続けることを、部下にも説いていたのに、
終戦間際に、特攻隊として出撃して命を落とした。
時は流れて、時は平成。
宮部の足跡を、孫の二人が調べ始め
新たな、宮部の姿が浮かび上がり、
衝撃のラストへとつながってゆく。
人の崇高さに、何度も鳥肌が立つほど感動して
ラストは、号泣で頭が痛くなりました(笑)
あと2週間ほどで終戦記念日ですが
この本を通して、戦争に思いをはせることができて
本当に良かったと思います。