Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

チェ 39歳別れの手紙

2009年02月18日 19時54分17秒 | ベリーの感想文(本・映画)

天気      気温11度 寒あったか







チェ 39歳別れの手紙(映画)
を、見ました。



キューバ革命を成功させたゲバラは、コンゴからボリビアに入り
圧政と貧困に苦しむ、農民たちを救うべく
闘争の火蓋を切りました。が、
外国人を信用しようとしない、貧しい無知な農民たちは、
ゲバラの革命軍を、助けようとはしなかったため、
アメリカから支援を受けた、政府軍に包囲されてゆき
ボリビア潜入から、一年足らずで処刑されてしまいます。






この映画で唯一、和やかなシーン。








食料も底をつき、兵士たちの士気も下がり、ゲバラは持病の喘息を発症。
見てるこっちが、息苦しくなりました。つらそ~!!ヒィーーーーっ








ともに革命を成功させるべく、戦った同志は一人、また一人命を落とします。










そして、足を撃たれ動けなくなったゲバラも、捕えられ
射殺されてしまったのでした。





この映画を見て、考えたことはいろいろありますが
先ず考えたのは、この革命が成功しなかった、現在のポリビアについて
ウィキペディアによりますと、その後も政情はなかなか安定せず
殺人的なインフレなどにも悩ませられ、現在は先住民族出身の
大統領が、国を治めているそうですが、南米でも最も貧しい国の一つで
今でも人々は、貧困にあえいでいるようです。

そして、現在のキューバ。
アメリカの長い経済制裁によって、疲弊した経済は、
ほとんど破たんしているようで、出稼ぎにアメリカに行く人が多いそうです。
母を訪ねて三千里の、お母さんマリアのように、幼い子どもをおいて
家政婦の職を求めて、アメリカに行きその後家族を呼び寄せるということ。
しかし、そうできる人は大変ラッキーな一部の人で、高学歴でも職がなく
外貨を獲得できる、タクシー運転手やお土産物売りがいい仕事なんですって。






なんだかなぁ~。
誠心誠意、貧しい人たちを救いたいと思っていた、ゲバラが
今の社会を見たら、どう思うだろう。

        
あなたが、多くの血を流してまでも勝ち取りたかった
皆が安心して暮らせるユートピアは、ボリビアにはまだありません。
武力に訴えるのではなく、ガンジーやキング牧師のようには
いかなかったのですか?


知らなかったこと、いろいろ知って考えた、興味深い映画でした。





うつさないでよね

2009年02月17日 17時45分20秒 | きょうのベリー♪ (日記)
天気       ちょっとのちに




キャンディーが、週末から風邪をひいて、高熱の後に
お決まりの咳を始めました。
そして、いつもはそのまま喘息に一色線で
一月くらいゲホゲホと、つらそうなのがいつものコースです。


早く治ってほしいとも思いますが、
どうかうつりませんように・・・・。
どちらかというと母は、そればかり気になっています薄情者~!!

花粉症対策 ~三種の神器~

2009年02月16日 14時07分25秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気       黄砂で煙ってる??





スギの花粉飛散のピークは、今月下旬とお聞きしましたけど
残念ながらベリーは、大変デリケートなレディーなので
その後にやってくる、ヒノキにもアレルギー反応が出ます。


そこで、今年も大人のくせに小児科で、花粉症の薬をもらってきました。
よく考えると、大人で小児科も変ですけど、小児科で花粉症の薬も変ですね。
まあ、そんなことはいいとして、こちらが毎年私の花粉症の症状を
和らげてくれている、三種の神器位であります。

正しくは、真ん中の点眼薬は今年からの仲間入りで、例年錠剤と点鼻薬だったのですが
今年は、点眼薬も仕入れたということで、晴れてトリオ結成!の運びとなったわけです。


例年登場する、ナイスピー点鼻液は素晴らしい仕事をしてくれるヤツで
これを最初の2~3日は、一日2回朝晩。その後は一日一回程度
鼻の穴に突っ込んで、シュッシュッとやると、あたかも花粉症なんて知らなかったみたいに
あの悪夢の液体鼻水とおさらば出来るのです。
小さな錠剤、アレギサールはナイスピーの効果を、一層高めてくれるような気がします。
点眼薬は、まあこんなもんかな?という効き目で
朝起きぬけや、深夜眠くなったときのかゆみは、抑えられないようです。


このトリオと桜が散るまでのお付き合いです。







ララピポ

2009年02月14日 14時57分59秒 | ベリーの感想文(本・映画)
ララピポ (幻冬舎文庫)
奥田 英朗
幻冬舎

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天気     午前中は午後は



奥田英朗 著 : ララピポ
を、読みました。



自信過剰のフリーライター、風俗嬢のスカウトマン、
ゴミ屋敷の奥深くに秘密をもつ43歳専業主婦、
NOと言えずに流されてゆくカラオケ店フリーター、
女子高生との援交にハマる、53歳のエロ作家、
デブ専裏DVDで生計を立てている、テープリライター。
彼らはそれぞれ、関係なく生きていて、でも結局
つながり合って生きています。


現在上映中の映画版はR指定で、小説の中にも
ふんだんにセックスシーンが登場しますが
それはエロいというよりも、なんというか、侘しい。
そんな彼ら、ララピポ達の孤独が、とても印象的な作品でした。
一度死んだかのように思えても、簡単には人間は死なない。
そして、明日も生きてゆくしかない。
ララピポ達の中を、どうにか泳ぎ続けなければならない。
登場人物達の、人生ほどは珍妙じゃない、私の人生も、
淡々と毎日を過ごしてゆく、という点では同じように感じました。


ララピポ。さて、どういう意味でしょう?