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旅の柄 |
| 花村萬月 | |
| 光文社 |
天気 激しい風はやんだけど
花村萬月 著 ： 旅の柄
を、読みました。
著者の旅の数々を綴ったエッセイ。
徒歩野宿旅、車中泊旅、林道バイク旅。
ワイルドで、個性的な旅に、驚きの一冊。
「旅に出たいなキャンペーン（個人的に）」で、
旅に関する本３連チャンの３冊目です。
この本を読んで、旅には本当に
いろんな趣向が反映されるんだなと、
とても勉強になりました。
私の旅のキーワードは、“街” “人” “暮らし”
旅に出ても、そんな目線でいろいろなものを見ているのですが、
著者の旅は、まるっきり違って、
おそらくキーワードは “道”と“自然”でしょうか。
飛行機嫌いで、あまり海外には行かず、
日本国内を、今は愛車のレガシーで走り回っているそうです。
その旅はかなりディープで、
同じ日本とは思えない、いろんな日本が見れそうです。
男ならではの、野宿旅。
男だったら、一度やってみたいなと思った、
旅のスタイル満載の本でした。
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空の冒険 |
| 吉田修一 | |
| 木楽舎 |
天気 台風の外側なのに凄い風
吉田修一 著 ： 空の冒険
を、読みました。
全日空の機内誌“翼の王国”の書籍化第２弾。
１２編の短編の後に、著者が訪れたいろいろな場所について
旅人の目線で語るエッセイが収録されている。
旅が大好きなベリーです。
でも丸投げのツアー旅行は全くダメで、
一人で四苦八苦しながら、好きな場所に行く
個人旅行が好きです。
仲良しの人たちと旅するのも楽しいけど、
旅行に行くくらいの仲良しとはなかなか時間が合わず、
結局ひとりで、出かけてゆくこともしばしばですが、
知らない場所を、ひとりでウロウロするのもいいものです。
ですから、NHKの“世界ふれあい街歩き”という番組が大好きです。
私と同じような、旅のスタイルを持つ著者も
同じ番組がお好きなようで、
同じ年の、同じ九州生まれ以外に共通点があって、
ちょっと、親近感を覚えました。
あと、共通点と言えば、私の大好きな街“釜山”も
ソウルに比べて、さらにホスピタリティーが高い街と感じたそうで、
私も、以前から同じことを感じていたので、びっくりしました。
釜山の街は、ソウルから見ると田舎町。
でも、田舎特有の元気や、親切があってくつろげるんです。
お互い、九州の田舎育ちという点で、
釜山の空気が合うのかもとも思いました。
あ～、ユガネ行きたい。
天気 ちょっとだけ
チキンラーメンの芦田真菜ちゃんのTVCMにやられて、
ついついスーパーで、チキンラーメンを買っちゃいました！
子役って、独特の演技感があってちょっと可哀そうというか、
健気さを感じてしまって苦手なんですが、
このＣＭは、着ぐるみがとても似合っていて、
ツボにはまってしまいました。
かわいい～☆
ガッツリ食べたくない私としては、大変嬉しいミニサイズ。
普通のシャープペンと比べても、一個がこんなに小さいんですよ。
かなり久しぶりに食べたチキンラーメン。
小さくても、いつもと同じお味でした。
「洗濯物干そーっと。」と、ベランダのサンダルに足を突っ込んだその時
指先に何かがガサッと触れました。
「ほひゃぁぁ～！」と、自分でも初めて聞く驚きの声をあげ、
急いでサンダルを蹴散らしました。
すると、「ジィ～～～～～ジジジジィィィ・・・・・。」と、
弱弱しい鳴き声を最後に、ヒクヒクと微動したのちに蝉は一生を終えました。
たった数日の命の最後を、ベランダのサンダルの中に選んだのは偶然なのでしょうが、
ほんの少し、御縁を感じて冥福を祈らせていただきました。
生まれて数日、木の枝にとまって鳴いていただけなのに
どうしてこうもボロボロになってしまうんだろうと、冥福を祈りながら不思議に思いました。
