ジョニーのメモリアルナイト

センチなジョニーの独り言

続けて二人

2010-02-25 15:32:54 | 本と作家
悲しい知らせは突然やってくる。

ロバート・B・パーカーが亡くなった。
最初に読んだ「約束の地」でファンになって30年が過ぎ、スペンサーシリーズ以外に
ジェッシーストーン、サニーランドルもシリーズ化された。
それでも、「レイチェルウォレスを探せ」「初秋」を超えるものは出てこなくて寂しい
思いの昨今だった。

その知らせの矢先にディックフランシス逝去の知らせ。
奥さんが亡くなってから執筆ををばらく休止、再開して4作目が出版された直後の知らせ。
競馬ミステリというジャンルだが、ワイン、カメラ、パソコン、色んなものが競馬と絡んだ
小説で毎年1作の寡作だったがとても楽しめた。
「興奮」が一番好きだった。

二人の小説が自分の生き方に大きな影響を与えたのは間違いがない。
まっすぐな生き方とか、男としてどう生きていくとかを二人の作家から学んできた。
ようやくそんな生き方ができるようになったかなと思ったら、もう老年になっていた。