Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

ふんわり優しい林檎のイタリアンケーキ

2006-09-03 18:39:42 | デサート desserts
主人に 今後お菓子焼くとき 毎回一度も作ったことのない物できる? と 挑発されました。
私も意固地。挑戦は受けて立たなくては。やってみようかと。
今日は庭の酸味の強い形の悪い林檎を利用しようとレシピを探したのです。朝から家族皆 隣町のロッシュフォールまで一日かけて散歩に出かけたので 私も余裕。お菓子作り。
この御菓子の写真を見たとき即作りたいと。材料全部あるし。四角の型で焼いてあるけれど丸でもいいんじゃないと。(イタリアの御菓子四角く焼くもの多いと思いますがどうなのでしょう?)

Moelleux aux pommes








この本の説明 あまり詳しくなくて 作りながら 如何しようと迷ったけれど何とか。

 材料

 台生地
小麦粉 185g
シナモン 茶匙 1/2
砂糖 55g(カソナード 使用)
ベーキングパウダー 茶匙1
レモンの皮の摩り下ろし 茶匙2
バター 125g(半分マーガリンを使用しました)
卵黄1
シェリー酒 スープ匙2

 中味
青林檎(酸味のある林檎】中くらいのもの 2 皮を剥いて薄切り
卵 2
小麦粉 スプーン匙2
レモンの皮の摩り下ろしたもの スプーン匙 2(私はレモンが1個しか無かったので皮のすり卸しは台に中味にはレモン汁を使用しました)
生クリーム 125mlプラス 275ml(20clのクリーム 2瓶使用)
フロマージュブラン 250g
干し葡萄40g(細かく刻む)
オレンジピール スプーン匙1(無かったので省略)
シナモン 茶匙 1

 作り方

1 台生地
 室温のバターを小麦粉の中に他の材料と共に滑らかに混ぜ合わす。
2 1を一寸冷蔵庫で寝かしバターを塗った型(パラフィン紙を引くと後で取りやすいです。)に1をタルト台のように伸ばします。砂糖が入っているのでくっ付きやすいのですがこのような時私は平たいスプーンまたはフォーク牛乳の中に浸しながら操作をすると案外うまくいきますよ。 私の経験から)
3 林檎を底に並べる。
4 卵と砂糖がもったりするまでよく掻き混ぜる。少しずつ振るった小麦粉を加えレモン汁(私の場合)生クリーム125ml フロマージュブラン 干し葡萄 オレンジピールが有れば加え滑らかになるまで。
5 林檎の上に4の液を流し180度のオーブンで 約45分。
6 冷やしてから残りの生クリームを泡立て(砂糖私の好みは ほんの一寸 入れないほうがさらに 私好みだけれど皆の好みで)を載せて冷やします。

とても評判よくて私はとても満足。


ロッシュフォールに付いて一寸書き足します。此処から南に約30km。
Jacques Demi 監督の マドモワゼル ロッシュフォール (ロッシュフォールの恋人達 カトリーヌ ドヌーブと事故死してしまった其の姉のフランソワーズ ドルレアック、 ジャック レモン、 ジョージュ チャキリス )のミュージカル映画の舞台の街。この監督 シェルブールの雨傘 とか他にも私の好きなミュージカルコメディー。

ベゴニアの花でも有名。一寸変った 小説家 ピエール ロティ(三島由紀夫氏の感じ でも 氷島の漁師 本当にロマネスクな きらきら輝く小説です)の生家 美術館。造船でも有名。私の好きな街。午後ゆったり流れるシャラント河沿いの散歩は大好き。機会があったらまたお話いたします。

ところで日本で有名なバター のエシレ。ラロシェル ロッシュフォールの間の本当に小さな村ですよ。此処から15kmほど南。




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