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会話の難しさ

2006年04月01日 | 雑談(その他)
人(私)は、話せば話すほどボロが出る。(俗に言う空回り)

伝えたいことが上手く伝えられない。

こう言おうと思っていても、話すうちに自分でも思わぬ話に変貌したりする。

まして、意味無く思いつくまま話した日にゃあ、そりゃあ支離滅裂です。
言わなきゃバレないボロも、ボロボロと流出してしまう

かぇるには、このパターンがよくよくある。

なぜ、そんなことになってしまうのだろう?

おそらく、友達や恋人と過ごす時、無意識の意識で、

「沈黙=無駄な時間」みたいな思いに駆られる。

そして、「この時間は無駄ではない」「楽しんでいる」

と相手に伝えたいと思っておしゃべってしまっている(のだと思う)

「沈黙も意味がある」「沈黙も会話の一つ」と思う人もいるらしい。

実際、友達や恋人にしても、かぇるがわざわざ一人よがり的に無理しなくても、

「私が無駄だと思っていない」ことぐらい分かっている(と思う)

かぇるだって、友達や恋人が無口でも「楽しんでいない」とは思わない。

(彼氏には、時々「もっとしゃべれ」と要求してますが

でも、どうしてもいざその場になると、ぺらぺらとしゃべってしまう。

そして、後になって

「変なこと言ったかも」

「何であんなこと言ったのか」

「こう言えばよかったんんだ」

「上手く言えないなら、言わなきゃ良かったんだ」
なんて後悔してしまう
でも、またその場に行けば、しゃべり場現象でしゃべってしまう

今、野中柊の「私は宇宙人」という本を読んでいる。

その本に、ゴダールの映画で、哲学者が女の子に語ったストーリーを紹介してた。

 戦場で爆弾を抱えた男がいざそれを定位置に置きに行こうとするときに、
 急に奇妙な疑問が浮かぶ。
 どうして、右足を出し、左足を出し、また右足を出し・・・
 そんなふうに人は歩くのだろう?
 彼は、導火線に火のついた爆弾を手にしたまま、一歩も踏み出せなくなる。
 そして、自爆してしまう。

「考えたから、男は死んだんだ」と哲学者は言う。

かぇるには、いろいろ考えて沈黙してしまったら死んでしまうという脅迫観念のようなものが無意識に働いているのかも。

だから、意味無くしゃべってしまう。

「なぜそんなことを言うのか」なんて自問自答してしまうと、しゃべれなくなってしまう。

だから、考える前に口を動かす。

ふと、そんなことを考えてしまいました。
でも、しゃべればボロが出て、黙れば死ぬとは、何とも八方塞がり

死ぬのはイヤなので、周囲に我慢していただき、しゃべり続けるのだろう。

かぇるの言動は、場つなぎ的要素が大きいので、

真剣に聞かないようあらかじめ断っておこうかしら・・・

コメント
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