今回は、織田信長が小谷城を落とした。
小谷城は、お市の方が嫁いだ浅井長政が城主。
秀吉は信長に、お市を小谷城から連れ戻すよう説得を申し渡される。
お市は、「浅井の嫡男万福丸を助けるなら、城を出てもよい」と秀吉に言う。
秀吉は「承知した」「必ずや親方様を説得する」と承諾。
しかし、信長は「万福丸を斬れ」との命を下す。
秀吉も葛藤したが、「殿の命には逆らえぬ」ということで、
一豊に、「万福丸を張り付けにして斬れ」という。
「まだ幼い万福丸を殺すことなどできぬ」と一豊。
すると、秀吉が痛いところを付く。
「なぜできぬ?お前は常々功名を立てたいと申して、敵の首をとっておるではないか」
「大人の大将なら斬れて、子供の大将だとかわいそうだと言うのか!?」
「・・・・・」
結局、一豊は返す言葉なく、万福丸を張り付けて殺す。
戦国の世の苦悩が見えます
さらに信長は、浅井長政のシャレコウベ(頭骸骨)を金塗りにして、
頭のてっぺんを切って杯にして宴を催した(さすがにやり過ぎだろう)
お市の方もその宴に出席している。
信長「皆、存分に味わって飲め」
一同、凍りつく
その中、秀吉「これはうまい!!」と率先して酒を飲む。(お市の逆鱗に触れる)
明智光秀は飲まない。
かぇるは、前々からこの光秀が年寄りすぎないか?と思っていた。
光秀と言えば、雅びで華やかな風貌が浮かぶのだが、
今回の光秀には、血の気が足りない気がしていた(まるで廃人のよう)
しかし、ここにきてそれもまたいい味が出てきた気がする。
「光秀」「信長」は今までにないタッチで描かれています。
なかなか面白うございます