幸せのかたち

なんて映画やってるよね。

でも、映画の話ではない。

幸せのかたちは人それぞれ。

そんなの分かってる。

分かってたつもり。

でも、悲しきかな世の中には「これが幸せです」という確固たるものが確かに存在してて、常にプレッシャーをかけてくる。

「一般的に」という言葉を水戸黄門の印籠のようにかざしながら。

この「一般的」の威力たるや、ものすごい

子供の頃からいくと、家があって、両親がいて、姉弟がいて、健康で、

勉強ができて、運動ができて、友達がいて、いい大学に入って、就職して、

結婚して、嫁姑問題も勃発せず、旦那の仕事も順調で、子供が生まれて、

家を建てて、介護にも縁がなく、いつまでも新婚気分の夫婦で・・・・

これらの膨大なチェック項目をすべてクリアしなければ「あの人は幸せ」

というお墨付きをいただけない。

中には本人の努力ではどうしようもないものもあるけど、そんなの世間はお構いなし。

ザックリとえぐってきます。
「自分が良ければそれでいいのよ」

なんて強がって、内心ギリギリのところで踏みとどまってるのに、

隙を見つけては、「一般的には」なんて無機質な言葉がスッと心に刺さり、
イライラしてしまう

明らかに自分で自分を追い込んでしまっている。

立ち止まって、自分を見つめ直して一歩ずつ前に踏み出すしかない。

そんな感じです。

2007年、恐るべし厄年

今年一年、がんばって乗り切れますようにまだまだ長いぞ～