春夏甲子園が中止になり、何とも言えない気持ちになりました。
その為に野球をやっていた高校球児には、かける言葉もありません。
どうにかして試合をさせてあげたい!
と、地区大会開催を企画する県が多いとか。
このニュースを見るたびに、少し違和感を感じていた。
兵庫の地区大会を甲子園でするということについて、
「兵庫だけずるい!」と言う人がいるとか。
確かに、場所だけで言えば「ずるい」かなぁ
でも、全国大会の甲子園と、地区大会の甲子園では、全然違うと思うんですよ。
地区大会を勝ち上がっての甲子園だから意味があるわけで、
甲子園でできればそれでいいってもんでもないような。
場所の問題違うと思う。
このずるいって言ってる人って誰?
選手かな?
それで言えば、地区大会で試合したいのかなあ?とすら思う。
その先に甲子園があるからこその地区大会じゃないのかなぁ?
今の高校3年生の野球部の大多数が、夏の甲子園消滅と共に卒部して、受験モードにでもなってるんちゃうかな?
そこを、地区大会のためにもう一回引き戻すことができるのか?
その日だけ空ければいいってもんでもないだろうし、そこに向けて再び練習に取り組めるだろうか?
3年生の思い出作りの為だけの大会は、3年生ですら貴重な時間を費やすのか疑問。
高校の部活程度の意気込みだったら、「もうええわ~」ってなりそう。
私基準で考えたらアカンのかな?
そんな理屈ではない何かの為の地区大会なのかな?
選手が望むなら、開催するのも良いとは思うけど、大人が一方的に
「これで少しは報われるはず!」
「試合できて喜ぶはず!」
と自己満的に開催するのは違うような気がします。