５千万円

５千万円のギターがテレビで映っていた。５０万円と５千万円のギターを比べていたのだが、５０万円のギターでも、今の私では買うのをためらうだろう。中学生の頃、父にギターを買ってもらった時を思い出す。６千円と８千円のギターを比べて、父が６千円の方が良い音がすると言って買ってしまったのだが、フレットとブリッジの位置がおかしくて音程が狂っていた。つまり低音域では分からないが、１２フレットでは４分の１音低かった。しかしながら当時は２千円の差を惜しむほど家が貧乏だったのだ。それにしても、５千万円のギターとは一体何？

家が一軒買えるではないか。良く分からない世界だと思う。

前が無いスラックス

「スラックス」とは、私の年代では「ズボン」であり、「パンツ」とも言う。いずれも言葉の違いだけで、同じ意味だ。しかしながら「ズボン」と言うと古くさい感じがするというのだが、実は語源はフランス語だったりする。それはともかく、今日ズボンを買いに行くと、店に「前のファスナー」が無い（つまり開かない）のがあった。これは、トイレでどうするのだろう。どう考えても、「小」だけでも個室に入った方がよさそうなつくりだ。立ってできない事も無いが、「最後のゆりもどし」でズボンが濡れそうだ。実際問題、公衆の男子小便専用の便器は、便器と人の立つ位置との間は、必ず「ベタベタ」に濡れている。それが自分のズボンにかかるのだ。これは考えモノだ。

赤信号、みんなで渡れ！

ロシアのテレビ放送中に、テレビ局のスタッフが反戦とプロパガンダ批判を書いたカードを掲げて写り、警察に拘束されたという。こうなったらもう、政府関係者と警察以外は、みんなで政府を批判し、どんどん拘束されるようなことをやって、やがて全員が拘束されて、拘束施設が満杯になり収容しきれなくなれば、「赤信号みんなで渡れば怖くない」状態になって、みんなが自由になるのでは？

石川県庁１９階展望ロビー

近所にある、県庁の１９階まで行って来た。以前から思っていたが、想像どおり、とてもつまらない所だった。ただ単に行って来るだけではつまらないので、健康のため、階段を上がって１９階まで行って来た。階段の隅にはホコリがたまっている。そして何より問題なのは換気だ。ドア以外は空気を入れ替える「すべ」が無いので、たまに私のような奇特な人間が出入りしない限り、空気の入れ替えが出来ないようだ。計測機器で測ってみないと分からないが、恐らく酸素濃度は低いだろう。酸欠で事故が起きなければ良いが・・・・・

だまったまま

いつも行くスーパーは、県外資本の店を避け、地元資本のスーパーを探してようやく選んだ店だ。しかしながら店長が実におとなしい。他の店員は「いらっしゃいませ」と必ず言うのだが、店長だけは、いつ行っても「あいさつ」が一切無いのだ。今日もそう思って見ていると、女性客に小さな声で「いらっしゃいませ」と言っていた。そうか、私には声掛けしないのだな。やはり「おじさん」は損だな。